第11回コモンズSEEDCap決定のお知らせ
こんにちは。
渋澤健です。
最近の株式市場は、経済社会の実体と比べてはしゃぎ過ぎではないかと思っていた方が多かったのではないでしょうか。
だから、この数日間の下げに焦ることはありません。
長期投資家で大事なことは、価格に惑わされることなく、価値ある企業へしっかりと投資できていることです。
特につみたて投資を実施されている場合は、毎月、必ず口数が増えています。
これが、長期的な資産形成につながる要素です。
目先の価格ではありません。
長期投資は「未来を信じる力」です。
そして、継続は力なりです。
コモンズ投信が掲げている「未来を信じる力」は、長期的なお金を経済社会に循環させること。
この「未来を信じる力」は寄付も同様であるとコモンズ投信は思っています。
寄付はコモンズ投信の設立理念の核心にあり、後から足したものではありません。
さて、昨日、コモンズ投信がコモンズ30ファンドを保有する受益者から頂戴する信託報酬のおよそ1%を寄付財源に充てる「コモンズSEEDCap」の第11回の選考委員会が実施されました。
【今年の候補者】
○平岩 国泰さん 放課後NPOアフタースクール
○渡部 カンコロンゴ 清花さん WELgee
○林 伸彦さん 親子の未来を支える会
【外部選考委員会】
今回の最終選考委員会メンバー
(外部選考委員会)(五十音順)
○寒竹明日美さん (tsumiki証券株式会社 代表取締役CEO)
○高橋陽子さん (公益社団法人 日本フィランソロピー協会 理事長)
○山田泰久さん (一般財団法人 非営利組織評価センター 業務執行理事)
(社内選考員会)
○渋澤健 (コモンズ投信 取締役会長)
○伊井哲朗 (コモンズ投信 代表取締役社長)
○萩原由美子 (コモンズ投信 顧客業務部)
○馬越裕子 (コモンズ投信 マーケティング部)
例年のように、推薦の声をお寄せくださるコモンズ30ファンドの「お仲間」のみなさんや当社社員から、「今回も一人に選ぶのは難し過ぎる」という声が上がりました。
頂戴した各候補者への推薦の件数や内容は接戦で、差がほとんどない状態でした。
外部審査員をお迎えしての最終選考委員会でも、様々な側面から色々な意見が出て討議が行われました。
3人のどなたになってもコモンズSEEDCapの受賞者に値するという判断で合意がされた中で、最終的な決め手となったのは、やはりお仲間と社員からの声。
林さんの「命」にフォーカスした活動の決意と姿勢に、多くの人々が心動かされました。
すべての人が出会う「命」、その「命」と向き合う姿勢を私たちに示唆してくれるその活動に、そして、「命」と向き合うことを決して一人ではさせないとするその活動に、わたしたちは「未来を信じる力」を感じることができました。
平岩さんと渡部さんも本当に素晴らしい方です。
一人のサラリーマンがはじめた活動が、全国に。
この国のこどもたちが世界一幸せなこどもになるために、そのための弛まぬ努力と強い決意の姿勢に、いつも平岩さんから私たちの方が多くの学びと気づきをいただいてきました。
渡部さんがされているご活動は今後の日本に欠かせないチャレンジ。
難民の人たちの豊かな才能を活かすことによって、彼らの人生とそしてこの国をも幸せにしようとするイノベーション。
その発想力と行動力に私たちは引き続き大きな期待と共感を持ち続けたいと思っています。
今回の選考委員会で、コモンズSEEDCapの授与は林さんとなりましたが、平岩さん、渡部さんと共に様々な形でのコラボレーションをご一緒させていただきたいと強く思っています。
コモンズのお仲間に対して、様々なワークショップ、トークイベント、こどもたちとのこどもトラストセミナー、企業へのご紹介など展開したいと思います。
私たちは本気です。
ぜひみなさんと共に実現いたしましょう。
この国にいる多くの未来を信じる人たちのために。
最終選考委員会は、ZOOM会議にて2時間熱く行われました! |