【投資を続ける~Stay Market~】

皆さん、こんにちは
コモンズ投信 伊井です。
経済活動も徐々に再開されていますが、なんとか少しずつでも日常が戻ってくるといいですね。
さて、最近はお話しする多くの方から「なぜ、株価は上がっているのですか?」と聞かれます。
著名な企業経営者の方々からも。
目の前で起きている現象からすると実感のない株高に感じられてのことと思います。
先日も、このメルマガで書きましたが、株価は未来を先取りした価格形成をします。
つまり、目の前の現象とは乖離が生じるものなのです。
こうしたことからもタイミングを見ての売買が如何に難しいものかもお分かりいただけると思います。
今回のコロナショックのような急落後の急上昇を売買によって資産を殖やせた方は殆どいないのではないでしょうか。

では、当社のお客さまはどうだったのか。
金融庁が求めている共通KPIで見てみます。
このKPIは、金融機関ごとに投資信託を保有されている全ての方を対象に、利益が出ている人の割合を開示するものです。
2018年に初めて金融庁が求めたこの共通KPIで当社は、全ての金融機関の中で利益が出ているお客さまの比率が97.7%で第1位になりました。
それでも、この20203月末のコロナ禍での急落場面では利益の出ているお客さまの比率は56.1%と過去になく悪い結果となりました。
それから2ヵ月経過した先月5月末での同比率は97.7%まで急回復しています(偶然にも2018年末と同じ比率)。
さらに、この5月末時点で5年以上積み立てを続けているお客さまだけに限れば99.9%の方に利益が出ていることが分かりました。

当社で投資信託を購入されている方の約8割の方は積み立てで資産形成をされています。
そうです、タイミング投資ではなく、コツコツと積み立てを長く続けていくことに資産を殖やしていくコツがあるわけです。
現時点では、当社のほぼ全てのお客さまが資産形成においてコロナ禍を乗り越えているのです。
こんなに苦しい局面でも、こうしてお客さまの資産形成に貢献出来ていることは、望外な喜びです。

もちろん、これからも株式市場はコロナ禍でまだまだ安心出来ませんし、長い道のりでは何度か株式市場は動揺することでしょう。
それでも、今回のコロナショックを経験された皆さまは、きっと積立投資を継続することで、今後も乗り越えられていくことでしょう。
Stay Market、市場に長くとどまる」が大切です。
当社は全力で今後も皆さまの長期的な資産形成をサポートして参ります。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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tsumiki証券さんのHPにて伊井のロングインタビューを掲載いただきました。
ぜひご覧ください!


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