わらしべ長者に!~今週末いよいよ第8回コモンズ社会起業家フォーラム開催~

2012年9月28日  

こんにちは、Seedcap担当者です。
とうとう、明日となりました第四回コモンズ社会起業家フォーラム。
今年は新たに、何人かのスピーカーの方々に事前取材にご協力いただき、当社ブログにてご紹介させていただいて参りました。

不思議なものです。
それぞれの場所を訪ね、お話をうかがっていくうちに、自分が“わらしべ長者”になっていくような、そんな気持ちがしてきたのです。
コモンズから渡された“社会起業家”という言葉の“わらしべ”をもって出かけていくと、次々にお会いする社会起業家の方々から、豊かな経験談、豊かな物語をお聞きすることができました。
そして、これまた不思議、従来違った分野で活躍されている方々の言葉が、どんどんリンクしていったのです。

明日当日、参加されるみなさまはどんなことを想い、どんなことを感じられるのでしょう?
楽しみにお待ちしております。



こんにちは。
コモンズ投信 うまごえです。

早いものでわたしがこのコモンズ社会起業家フォーラムを担当するようになって4年が経ちました。
上の文章は一番最初に担当した年にFBに投稿させていただいた文章です。

懐かしいです。

そもそも「社会起業家」なんて言葉自体、初心者だった私です。
そんな私が担当者になってよかったのか?と今振り返ったらなんだかうすら恐ろしくなってしまいますが、当時はもうこの際知ったかぶりはせずに、登壇が決まった方々ひとりひとりのところに訪ねて行き、「社会起業家ってなんですか?」って聞いて回ることにしました。
忘れもしません。
ランフォーピース秋田稲美さんが取材トップバッターでした。
どきどきしながら六本木ヒルズのヒルズアカデミーを訪ねていくと、背筋がぴんとした秋田さんがいて、素敵な笑顔と共に渡してくださった名刺。
そこには、しっかり「社会起業家 秋田稲美」と書いてありました。

次にコミュニティーバンクmomo木村真樹さんを訪ねていくと、「絵本の『モモ』って知ってますか?」って今度はこちらが質問されて、、、。
そして木村さんは社会起業家のことをこう言いました。
「社会と社会の間にすり落ちてしまっているような課題にいち早く気づき、それを国や企業よりも先に解決しようと動き出した人のこと」。

今度はテラルネッサンス鬼丸昌也さんのところに訪ねていくと、鬼丸さんは「ひとりひとりの力は微力でも、それは無力とは違う」と語ってくださった。

モンゴルでマンホールチルドレンと呼ばれた孤児達の支援をしていた照屋朋子さんからは、彼らが自分たちも助けてもらったからと、孤児達が東日本大震災の被災者のための募金活動を行ってくれた話を聞きました。そして、人には成功体験の積み重ねがいかに大切であるということも。

最後に訪れた立川の事務所。
そこでわたしははじめて若者支援について学びます。育てあげネット工藤啓さんは「ソーシャル•インベストメント」の言葉を教えてくださった。

本当にわたしはわらしべ長者になった気分でした。

まずは「知ること」から始まりますね。
「知ること」は「更に知ること」に繋がっていきます。

今年フォーラムに参加くださるみなさまも、またわらしべ長者になれるチャンスですよ。
今年も様々なバックランドをもって、それぞれの課題解決に果敢に取り組むリーダー達が続々と登場しますから!

10月10日にオープン直前のNPO法人マギーズ東京の鈴木美穂さんや、先日10周年を迎えられたポズティブオーラで活動を展開するエイズ孤支援NGOPLAS [ プラス ]
門田さんなどなど!


社会課題に取り組むリーダー達の言葉には強い想いがあるからこそ、わたしたちの心に存在感を放って響いてくる。

7分間のスピーチリレー、今回のテーマは「わたしたちの岐路」です!
社会起業家たちのこれまでにあった岐路かもしれませんし、目の前にある人生の選択についての話かもしれません。

そして参加者の皆さん自身の「岐路」のヒントがそこにあるかもしれません。

是非、第8回コモンズ社会起業家フォーラムで人生のわらしべ長者になってくださいね。

コモンズSEEDCap担当 馬越