コモンズ30ファンド投資先企業「旭化成」に関するコメント

昨日の株式市場で、コモンズ30ファンドの組み入れ銘柄でもある旭化成の株価が13.6%の下落となりました。
これは、同社の子会社となる旭化成建材が、三井住友建設(元請)の下請け業者(二次下請)として施工した横浜市所在のマンションにおける杭工事の一部について、旭化成建材の施工の不具合および施工報告書の施工データの転用・加筆があったことが判明したことによります。

○会社側のリリース
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2015/ze151014.html

また、報道によりますと副社長をトップとする調査委員会を立ち上げ、調査を進めるとし、加えて、マンションの改修や補修、調査にかかる費用については旭化成建材が全額負担するとのことです。

現段階では、会社側のコメントにもありますとおり、業績などに与える影響は不透明です。当社といたしましても、調査の行方をしっかりとフォローして参ります。
引き続き、コモンズ30ファンドをよろしくお願いいたします。

                                       
代表取締役社長兼CIO 伊井哲朗