ポケモンGOと世界景気
コモンズ投信 伊井です。
東京は、今日も雨模様ですが、株式市場には久しぶりに大きな話題に沸いています。
そうです、本日ついに日本でもポケモンGOの配信が開始されたのです。
GPSやAR(拡張現実)を活用した新しいタイプのこのゲームは、世界中で大人気です。
このゲームを共同開発した任天堂の株価も急伸し、今週は、売買代金で7000億円を超える日も出てきて、一銘柄では過去最高を記録しました。
先月の英国のEU離脱ショック以降、この任天堂、LINEの日米同時上場、ソフトバンクの英国企業の大型買収と日本企業の動向が大いに注目されました。
一方で、今週、IMFの世界経済見通しは、英国のEU離脱の国民投票を受けて2016年、2017年の世界経済成長率をそれぞれ3.2%⇒3.1%、3.5%⇒3.4%に小幅ながら下方修正しました。
世界経済の不確実性はより高まってきたとの評価です。
さて、不確実な時代において、より確実なものは何でしょうか?
いまやマイナス金利の国債が確実な投資対象とも思えませんが、優れた企業の企業努力やイノベーションへの挑戦は中長期的には確実なものかもしれません。
前述の任天堂は技術革新を怠らずに世界的なヒット商品を作り出しました。
また、LINEは米国上場で世界市場に挑戦します。
そしてソフトバンクは、3兆円も資金を投入して、新しい産業革命でのリーダーを目指しています。
世界景気は低迷しているとはいえ3%程度の成長は続けられています。
不確実な時代こそ、市場全体の上下に一喜一憂せずに、個別の優良企業の動向に注目するべきでしょう。
コモンズ30ファンド、ザ・2020ビジョンともに注目する企業の視点は違いますが、日々の企業調査の積み重ねで、不確実な時代でも光る企業への投資を続けていきたいと考えています。
あれ、、、、弊社にもピカチューが。。。
コモンズにいらしたら、ゲットできるかもしれませんよ(ぱふーむ作)。