それでも世界経済は拡大を続ける

コモンズ投信 伊井です。

今日から7月ですね。新鮮な気持ちで頑張りたいと思います!

さて、英国の国民投票による「EU離脱ショック」の第一ラウンドは終了した様子です。

米国株が持ち直したことが安心感につながり、英国株式指数はショックから切り替えし、なんと年初来高値となっています。

リーマンショックは金融市場のショックでしたので影響は大きかったわけですが、今回は政治的な要因からの金融市場の混乱であり「ショックではあったが危機ではない」との認識が広がったことが落ち着いた要因だと思います。

もちろん、まだ、キャメロン首相の後任も決まっていない状況で、いつからEUと交渉が始まるのか分かりませんし、エリザベス女王も、議会に対して何もまだコメントしていません。

まだまだ、今回の問題は、不透明で時間がかかると思われます。


一方、日本国内では参院選もありますが、今後は、今回の英国問題による円高対策を含めた秋の大型の景気対策や日銀の金融政策が注目されます。

こうした外部環境の変化は目まぐるしいのですが、長期的な視点に立てば世界の人口は増え続けていますし、人類がよりよい生活を希望していくことも変わりません。

つまり、こうした増加を続ける人類の営みに対して、企業の活動も拡大していきますので、世界経済の成長は続くわけです。そう考えれば、長期的に企業活動をサポートする長期投資はそんなに心配はいりません。

コモンズ30ファンドは、世界の成長を取り込むことができ、外部環境の変化をも乗り越えていける強い企業に投資しています。
この7年半の運用期間内でもギリシャショック、東日本大震災、超円高、中国ショックを乗り越えて運用資産額を増やしてきています。

また、ザ・2020ビジョンは、こうした様々な変化に対して、糸島が中心となり運用部が機動的に対応しています。

外部環境の変化を中長期的には乗り越えていくことを目指す両ファンドを引き続き、ご注目ください。

さらに、投資でハラハラ・ドキドキ、されたくない方は、是非、つみたて投資を行うことをお勧めします。

価格の変化を追いかけるのではなく、量を増やして行く投資は、長期的な資産形成にはピッタリです。

実は、7/1から「つみたてキャンペーン」もスタートしています。

是非、ご活用ください!


株主総会について、投資家の立場で何について注目しているかコメントしました。
(6/29 BSジャパン「日経プラス10」にて)