しまじろうの母にお会いして〜コモンズ30塾 女性の活躍セミナー 投資先企業 ベネッセHDから学ぶ〜
こんにちは!マーケティング部の馬越です。今月はじめ、なんとあの「しまじろう」の母にお会いすることができました!
コモンズ30塾の投資先企業から学ぶ「女性の活躍セミナー」シリーズに、ベネッセHDより人事担当本部長 CHO 兼 ワークライフマネジメント・ダイバーシティ推進室長の岡田晴奈様をお迎えすることができたのです。
私の子供たちが小さかった時に大変大変お世話になったあの「しまじろうのパペット」の開発に関わり、中国、韓国への導入にも尽力された岡田様。そして第一線で活躍されながら、ご自身、二児の子育てを経験されてきた女性です。
そんな岡田様がお話の冒頭でこうおっしゃっていました。
「女性の活躍、活躍、と言うのですが、少ししっくりこないな、と感じるところもあるんですよ」
男女雇用均等法がスタートする前から積極的に女性の雇用を行ってきた同社に入社した人物ならではの言葉かもしれません。
ベネッセは福武書店として始まり、拠点は岡山という地方都市。
ドリル・参考書の販売を行っていましたが、一度は倒産も経験しました。その後、学力模試などを展開していく中で、地方では有能な人材を確保するのが難しかったために、当初から女性も有力な戦力として、自然と雇用されてきた企業、といえます。
男女の平均勤続年数をみても、女性の方が若干長く、そのような企業は他になかなかないのではないでしょうか。
ベネッセはワークライフバランスならぬ、「ワークライフマネージメント」というスタンスを重視しています。
ワークライフバランスというと、仕事も家庭も「まあまあ」なことになるのではないか。
人の誕生から老後まで一生に寄り添う事業を展開するベネッセは、同社で働く人材を「宝」と考えます。
そして、ひとりひとりの能力を引き上げるには時間がある程度必要と考え、それぞれの人生の過程において、家庭に比重をおく必要のある時は家庭に。仕事に集中できる時期がきたらまたしっかりとコミットしてもらうという風に、人生をマネジメントしていくことを大切にしていると言います。
この日の参加者には様々なバックグラウンドをもつ女性が参加してくださっていました。産休に入った女性、これから結婚、出産を考えている女性。現役バリバリの時代を経てこれから次世代をバックアップしていこうという世代。または、これから社会に出く学生。
そんな様々なメンバーでグループディスカッションをしました。
テーマは、「ベネッセホールディングスにみる『みえない価値』とは」です。
グループごとに発表していただき、ディスカッションの中から出てきた質問もしていただきました。
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