どれくらい、想っているのか

「人との縁を大事にされている。私も大事にしていこうと思いました。」

「逆境の乗り越え方が参考になりました。」

「期待以上でした。どんな相手、どんな局面でもプラスに変えていく意識はとても参考になりました。」


あるイベントでいただいた感想です。どんなテーマでしょう??

はい、14日(水)に開催した「ホンネを引き出す”聞く”技術」でいただいた感想です。
「”聞く”技術」というテーマからまさかこんな感想が出る内容となるとは、、、
・・・正直想像できませんでした。


10月から開催してきた「ザ・2020ビジョン 3周年プレキャンペーン」のスペシャルイベントの一つとして、キャンペーンに参加いただいた方だけを対象としたこちらのトークイベント。

ゲストに、現在はForbesJapanの副編集長兼Web編集長という肩書も持ち、これまで世界中のVIPにインタビューをしてきた谷本有香さんをお招きしました。


著書に、「世界トップリーダー1000人が実践する時間術」『なぜかうまくいく人の「聞く」技術』があります。

一方、糸島は企業調査のプロとして、日々多くの経営者にヒアリングを行い、投資の判断材料にしています。

2人に共通するのは、”聞く力”。
一方、インタビュアーとして”話を引き出す技術”とファンドマネージャーとしての"それ"には違いもあるはずです。
話を引き出すプロ2人が、どんな事前準備やアプローチをして話の本質に迫っているのか。

あくまで”聞く”力にフォーカスしたトークイベントでした。

そう思っていたのに、という表現が正しいかはわかりませんが、もともと山一證券出身という共通点があり、自主廃業という憂き目を経験された旧知の二人だからこそでしょうか。
冒頭その話題から始まると、その後どのような軌跡でキャリアを重ねてきたか、はたまたその中でプロとしてどのような努力でこれまでの実績を積まれてきたかが語られていきました。

そこには凄みともいえるような努力や一つのチャンスも逃すまいと、一つ一つ大切に向き合ってきた日々の積み重ねがありました。

こうした話が繰り広げられた結果、冒頭のような感想が参加者から寄せられたわけです。

胸に響く言葉がいくつも出てきました。
不思議と元気が出ました。
自分の課題がはっきりしました。
世の中に対してすこしでもよいインパクトを与えたいという気持ちの大切さを改めて実感しました。

私が谷本さんお話から、自分に響いた点をあえて一つに絞るとしたら
「自分の仕事によって、少しでも社会に対して良いインパクトを与えたい」という想いを根底に持っち仕事に臨むということ。
だからこそ、一つ一つの仕事を大切にし、どんな状況でも何かポジティブな面を引き出すために自身にできることを徹底し、そのための努力を怠らない。

あっという間の2時間のトークイベントから本当に多くのことを学ばせていただきました。

ぜひ皆さんも谷本さんの著書をお手に取ってみてください。
必ず、今の自分にプラスできる何かが見つかるはずです。