共感が呼ぶ、、、欲しい未来
おはようございます! 渋澤健です。 土曜日は、大阪で開催されたFRJ関西2016に参加しました。私が理事として務めている日本ファンドレイジング協会の関西チャプターが企画運営した初めてのFRJ(ファンドレイジング・ジャパン)の大イベントです。笑顔と笑い声が多く、良いエネルギーが循環している会場でした。
私は「未来を拓く資本主義とは~寄付・投資で未来を選ぶ力を培おう!」という分科会でNPO法人DxP代表理事の今井紀明さんと一緒に登壇しました。今井さんの熱いトークで、私も色んなスイッチが入り、とても楽しい時間を過ごすことができました。
今井さんとのご縁は、2013年に開催した第5回コモンズ社会起業家フォーラムのスピーカーとしてご協力いただいたときから。 当時、DxPを設立されたタイミングでしたが、この若手はこれから社会で何か良いことを成し遂げてくれるのではというオーラを感じたことを覚えています。
それから2年後。2015年の第6回コモンズSEEDCapの応援先として決定し、その後コモンズのイベントの事業報告などを通じて、今井さんとの関係が深まりました。今回、大阪でご一緒して、事業の、そして、ご本人の成長を感じることができて、これからますますのご活躍が期待できると確信しました。
コモンズSEEDCapとは、2008年にコモンズ投信の設立へとつながったコモンズ30ファンドの設計ステージから組み込まれているプロググラムです。 公募のコモンズ30ファンドに投資してくださるお仲間から頂戴する信託報酬(コモンズ投信の収入)の約1%相当を寄付金として社会起業家の活動を応援しています。
しかしながら、これは「社会貢献」活動やCSR活動という会社に付属しているという存在ではありません。コモンズ投信を創設した起源に組み込まれているDNAです。つまり、「本業」なんです。
コモンズ投信は、「こんな運用会社があったら良いな」という構想が、大勢の方々のご協力を得て、形となって立ち上がったベンチャー企業です。そのベンチャーの存在意義とは「今日よりも、よい明日」のために、未来志向ある長期資本を社会に循環させることです。
だから、世代を越えられる「30年」目線で持続的な価値創造の可能性が高い企業にコツコツと投資しています。このような安定した長期投資は、私たちのお仲間である受益者へ安定的な経済的恩恵をお返しするための事業です。
一方、社会起業家への寄付は、自分たちの金銭的リターンにはつながりません。しかしながら、社会起業家の活動とは、自分たちの子供や孫たち、次世代に「今日よりも、よい明日」を残すことにつながる事業です。自分自身に金銭的リターンがなくても、このような未来って欲しいと思いません? そのような未来が実現できたら、それは最高なリターンになるでしょう。
だから、コモンズ投信にとって、SEEDCapそして、ザ・2020ビジョンの信託報酬を財源として障害者スポーツを応援するコモンズPOINTは、「本業」なんです。 本気です。
今年も#寄付月間Giving Decemberが実行されます。欲しい未来へ、寄付を贈ろうという、去年から始まった全国的な取り組みです。 コモンズ投信は賛同パートナーとして様々な側面で積極的に協力します。
誰でも楽しく寄付に参加できるツールも用意されていますので、さっそく参加しました。
#kanapicharityキャンペーン
これからの忘年会などで、仲間たちと楽しく乾杯しているシーンをInstagaramやTwitterなどでシェアする際に #kanpaicharity というハッシュタグを入れてください。このカンパイ写真がアップされる度に10円が被災した熊本の子供たちの支援へ寄付される仕組みです。
今晩の会合から、ぜひ試してみてくださいね。 カンパイ!!