家計の公式を変える
こんにちは、横山です!積立NISAが20年間で決着しましたね。
(※積立NISAってナニ?という人はページの一番下にあります)
国も1円でも多く取りたい税金をがまんして国民の長期コツコツ資産づくりの応援をしてくれようとしているのですね。
先日つみたて1-2年の壁というコラムを書きましたが、今日はその続きです。
つみたての減額や中止の書類についているアンケートを見たところ「運用にまわせる資金が減った」という回答が多くありました。
「運用にまわせる資金が減った」は分解すると「収入が減った」と「支出が増えた」のどちらか、または両方ですが、
改めて、これからの世の中
●「給料は増えない」
(むしろ減ることがあるでしょう)
●「家計の支出は経過時間とともに増える」
(家族が年をとれば教育費や介護費も大きくなっていくんです)
これが普通の状態だと受け入れて「資産づくり大切さ」に気づかなければと思います。
自分のことは自分で、将来のために今可能な限り、計画的に、やらないといけません。
な、の、で、
今の世の中
収入-生活費=余ったお金で運用
という考えは一刻も早く捨てて、これからは当たり前に
収入-運用=生活費
という公式に変える。運用は固定費です。(と私は思ってます)
固定費化する手っ取り早い方法は自動的に積立投資をする仕組みを作ってしまうことです。
給料天引き、口座引き落としなど、どこの金融機関でも投信で積立できるサービスがあります。(コモンズにもあります)
この文章の冒頭に戻りますが、国も新しい税の優遇制度を作って「長期」「分散」「つみたて」でしっかり資産を作ってくださいというメッセージを出しています。
努力なしに資産が作れないのをいつまでも人のせいにはできません。
※積立NISA・・・活力ある資本市場と家計の安定的な資産形成の実現のため、手元資金が十分でない若年層等の資産形成を促進するためにも、少額からの積立・分散投資に適した「積立NISA」を創設。年間投資上限額:40万円、非課税期間:20年間。長期・分散投資のメリットを十分得られるよう、現行NISAよりも年間投資上限額を小さくする一方、非課税投資期間をより長期とした税の優遇制度です。