次の世代へ。お金と想いの循環を生む

こんにちは。コモンズ投信の横山です。

コモンズが「こどもトラスト」をスタートさせたのが2010年。その時に発信したメッセージが「こどもたちの未来に、私たちが今、できること。」でした。
1028日を「こども投資デー」とし、お子さまのための資産を育む取組をより充実させていきます。今回、そうしたメッセージを「こどもたちの未来に、私たちが今、できること。」としてまとめさせていただきました。
かつて、「次世代育成の資金循環を考える委員会」でご一緒させていただいた皆様や、こどもトラストを利用いただいている親御様からもメッセージを頂戴しています。是非ご覧ください。

そして、来年からジュニアNISAがスタートする運びとなり、わたしたちコモンズ投信の「こどもトラスト」もリニューアル(※)をします。今年12月以降、新たにこどもトラストを開始される方についてはコモンズからの金銭的なサポートであった合計12,000円分のファンドプレゼントはジュニアNISAをご利用いただくことでその役割を引き継ぎ、こどもトラストセミナーに一層力を入れていきます。

こどもトラストセミナーは、社会問題や金融・投資について、考えたり、話し合ったりするこども向けセミナーです。開催は20回を越えました。コモンズ投信の役割は、彼ら自身の資産を長期にしっかりふやしていくことはもちろん、世の中における仕事とお金の流れを学ぶことを通じて、お金や社会とポジティブな関係を築くお手伝いをすることだと考えています。

こどもたちの未来に、私たちが今、できること。

私たちコモンズ投信と一緒に未来をつくる投資に参加していただければと思います。



※ファンドプレゼントは、2015127日までの資料請求、12月末までの口座開設・ご購入手続きの完了をもって終了となります。既に初回プレゼントを受け取られている方は、継続して追加プレゼントの権利がございます。


コモンズ「ソーシャル・アクション」白熱教室 12月5日(土)開催!!!

こんにちは。
SEEDCap担当馬越です。

さて、この表題のイベントの企画はどこで生まれたのか!?

はい!あれは今年4月のことでした。

今年も毎年春の恒例行事、コモンズ社会起業家フォーラムの登壇者OBOG会を開催。

*フォーラムの登壇者人数は、今年秋の第7回で総勢76名となりました。

そこには第1回からの登壇者が全員とはいきませんが、集合してくださいます。
社会課題に取り組みリーダーたちが勢ぞろい。
現在のそれぞれが取り組んでいる課題や活動について、また組織の運営についてなどなど近況を報告し合います。



会も終わりに近づいたころ、、、、放課後NPOアフタースクールの代表理事 平岩さんとジャパンギビングの代表理事の佐藤さんが立ち話。

「こんなメンバーが揃っちゃったら何かできそうですね」

そこでスタートしたのがこのイベントです。



平岩さんをリーダーに、どんな企画にしようか、その時集まれるメンバーで話し合いを重ねました。

企業側からはコモンズ30ファンドの投資先企業の一社であり、第3回日経ソーシャルイニシアティブ大賞を受賞した味の素株式会社CSR部、登壇者OBのひとり菅原聡さんが所属する株式会社リクルートホールディングス SEP推進室も、早くから企画に参加してくださいました。

そして出来上がったのは、【ここに来たら、自分のコミットできる社会課題に出会い、明日からできるアクションに出逢える!というイベント、コモンズ「ソーシャル・アクション」白熱教室


日時 12月5日(土)10時~12時45分
    (懇親会は13時~14時半)

会場協力 文京学院大学
       東京都文京区向丘1-19-1  



去る10月3日開催しました第7回コモンズ社会起業家フォーラムに御参加いただいたみなさまにご記入いただいたアンケートに、

「自分も何かできるかも。」
「自分も何かしよう!」
「するぞ!」
ということをたくさんご記入いただきました。
素敵なことですね。こんなに多くの人たちが、やっぱり『より良い明日を』願って、探して、しっかり求めようとしています。

12月5日が、実際のきっかけを創り出す日になったら嬉しいです!
どなたでも大歓迎です!

どんな方々がどんな白熱教室を展開するか、どうぞお楽しみに御参加ください。

イベント詳細(登壇者、登壇企業など)・お申込み→こちらをご覧ください!

Facebookのイベントページも盛り上げて参りますので、どうぞご期待くださいね!

*同イベントは「寄付月間」の公認イベントでもあります。



こどもたちの未来に、私たちが今、できること。

2015年10月28日(ジュ・ニ・ア)「こども投資デー」に寄せて


一人ひとりの日本人の「今日よりも、よい明日」という幸せな未来を築くために、世代を超えられる投資があるはずだ。

このような想いを実現させるために設立されたコモンズ投信は2012年に経営者など民間の有識者に呼びかけて、「次世代育成の資金循環を考える委員会」を結成しました。
そして、議論を重ね、秋口に当時の民主党政権の国家戦略大臣へ下記の3つを提言しました。






提言1.
教育費積立と長期産業資本の促進のための税制措置:英国ジュニアISAや米国529プラン の日本での導入。

提言2.
世代間の資産移転の拡大のための税制措置:教育資金に関して、贈与税の非課税控除額を拡大。

提言3.
対話を通じた実感ある金融教育:企業や投資を通して見えてくる社会との対話により、実感ある金融教育の実現。

我々の提言に大臣は賛同し、事が進みそうでしたが、同年の冬に自民党政権へ交代します。

三年間の年月を経て、超党の国家政策としてジュニアNISA制度が来年から発足することは、大変感慨深いです。

ぜひ、こどもたちの未来に備えたいと思う家庭に活用していただきたい制度です。

制度設計の基本である年間投資上限金額は80 万円、譲渡益や配当金・分配金が非課税となり、18歳までは原則として払出しを行わないという三つの原則は高く評価しています。
コモンズ投信は引き続き自社の直接販売を通じてはもちろんのこと、地域金融機関など私たちのビジョンに賛同してくださるパートナーとも手を組んで、ジュニアNISAを全国に広めることに邁進して参ります。

ジュニアNISAが国民にとって、よりわかりやすくて使い勝手が良い制度として全国の家庭に広まる
との期待が高いだけに設計の改正も求めます。投資可能期間は2023年までで、非課税期間を5年間と限定しているため、複雑な制度設計になっている側面も否定できません。
5年という短期的な非課税期間および限定付き投資可能期間を撤廃して、19歳未満まで非課税と定める改正により制度の理解と実践を簡単にする重要性について政策関係者との対話に務めます。

次世代育成・世代間の資産移転を促進する税制度を政府が措置する前でもコモンズ投信は、民間からできることは民間からやってみようという試みで、2010年6月から未成年口座開設者に「こどもトラスト」という非課税分を想定した額をファンドとしてプレゼントするプログラムを設けました。
コモンズ30ファンドの直接販売口座数の16%以上が未成年であるという実績は、全国の家庭から高い評価をいただいたプログラムであると自負しています。

こどもトラストは、ジュニアNISAが始まるまでの「つなぎ役」という位置付けだったので、新規のプレゼントは今年の12月をもって終了します。しかし、お子さまの将来のための資産を育むというこどもトラストの精神をしっかりと引き継ぎ、社会・仕事・お金の教育セミナープログラムはNPO、地域金融機関などとの協働によりレベル・アップすることに務めます。

「今日よりも、よい明日」は、一人ひとりの想いから始まります。幸せな未来をコモンズ投信と共に育むことに共感される方々は、ぜひ、色々な側面でご一緒させてください。

これから末永くどうぞよろしくお願いいたします。

今回、このメッセージを発表するに当たり、多くの識者の方からも声をお寄せいただきました。
ぜひこちらもご覧下さい。




コモンズ投信 会長 渋澤 健

過去のあの日

こんにちは、マーケティング部福本です。

突然ですが、Facebookの「過去のこの日」機能、最近タイムラインでもよく見かけますよね^^

ふと、コモンズの「過去のこの日」を覗いてみたくなり、2014年10月にさかのぼってみると、、、

2014年は。

2014年10月23日
★うれしいご報告★
【「ザ・2020ビジョン」純資産総額が20億円を突破しました!】の投稿。


そして、2013年は。

2013年10月29日
【10/26土曜日、当社運用部長の糸島が、テレビ東京の『マネーの羅針盤』に出演いたしました!】


と、「ザ・2020ビジョン」つながり??であったことが判明
(このときはまだ「ザ・2020ビジョン」は誕生していませんでしたが><)。

糸島さん、若い?(笑)

そんな「ザ・2020ビジョン」も2015年6月29日に
【「ザ・2020ビジョン」が50億を突破!!ありがとうございます】と投稿。


ほうほう。こどもの成長記録のよう。こうやって振り返るのも楽しいですね^^

「ザ・2020ビジョン」の四半期報告セミナーも先週無事終了。
たくさんのお客様からまたパワーをもらいました。

次回のセミナーは1月中旬の予定。12月中旬にはセミナー予定をアップしますので、ぜひチェックしてくださいね!


【美】×【アート】×【地域】×【食】×【幸福】 = つながり

昨夜、コモンズ投信Happy Day Projectがこの8月に共催した「美と資本主義ツアー」@大地の芸術祭2015の報告会を巣鴨にある先進的なシェアハウス&オフィスのRYOZAN PARKで実施しました。

 テーマは、【美】×【アート】×【地域】×【食】×【幸福】!

今年のNISAは、今年のうちに

こんにちは、伊井です。

2014年1月からスタートしたNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)。今年2年目を迎えていますが、まだ、NISA口座を利用されていない方にとりましては、あと1カ月くらいで事実上2015年分の手続き期間が終了します(通常、NISA口座の手続きはどの金融機関でも1カ月程度はかかります)。

また、口座はあるけど今年は買付けしていないという方も年末までには買わないと今年の非課税枠100万円は消えてしまいます(未使用枠は繰越し出来ません)。

さて、NISAを利用されている方の特徴などを確認してみましょう。先般、2015年の6月末までの利用状況が金融庁から発表されました。それによりますと、NISA口座は全体で921万口座、この半年で95万口座の増加と人気が続いています。

また、年代別では、20歳代、30歳代の方の増加率が顕著です。買い付け金額合計では、2014年からの1年半で5兆2000億円程度、うち投資信託が全体の66.4%を占める3兆4500億円程度とNISAは投資信託で利用される方が圧倒的に多い状況です。


来年からはNISA枠は100万円から120万円枠に拡大されます。

また、こども向けのNISAもスタートします(非課税枠80万円)。
このジュニアNISAは、祖父母の方がお孫さん向けに利用することも可能です。

この時期、今年のNISA、そして来年のNISAを家族でいろいろと工夫して活用することを考えてみるのもいいですね。

活用方法に迷ったら、どうぞ、コモンズのセミナーもご活用ください!

http://www.commons30.jp/nisa/

株はよみがえった


こんにちは、伊井です。

最近、BSジャパンでもよくお見かけをする日経新聞編集委員の鈴木亮さんが出された新著。


「株はよみがえった 日経平均3万への道」 日本経済新聞出版社

さまざまなアプローチから、中期的に日経平均3万円時代へのアプローチを解説されています。

その中には、当社ファンド「ザ・2020ビジョン」のコンセプトや「コモンズ30ファンド」についてもご紹介いただいています。

巻末の「これからの日本株、私はこうみる」の章では、大和証券グループの鈴木会長、日本取引所グループの清田社長ほか重鎮に交じって私の取材も掲載されています。是非、手に取っていただけたら嬉しいです!

なんて書こう♪♪♪

こんにちは。マーケティング部うまごえです。

この時期、コモンズの社内にはちょっとそわそわとした、それでいて楽しげな空気が漂います。

絵画コンクールに応募してくれた全国のこどもたちに、社員ひとりひとりがお礼のお手紙を書くのです。

今年は2歳から15歳のこどもたちが、30年後の夢を描いてコモンズのオフィスに送ってくれました。

一生懸命に描いてくれた作品へのお礼の気持ち、
30年後の夢を応援したい気持ちを綴るこどもたちへのお手紙

「どうしようどうしよう」
「なんて書こうかな?」
「ひらがなだけで書いた方がいいかな?」
「この漢字はわかるかな?」

と、いつもの仕事の合間を見つけて、こどもたちのことを想いながら真剣な眼差しでペンを握るコモンズのメンバーたち。



わたしはそんな仲間の存在を、いつもの心の中で誇らしく思っています。



当選者のみなさんの素敵な図書カードも出来上がってきましたよ。
こちらは会長と社長がお手紙を添えてお送りします。

こどもたちの30年後の夢は、わたしたちコモンズのメンバーの夢でもあります。

こどもたちの夢がかなう未来を、投資行動や、寄付行動で、これからも精一杯応援していきます!

こどもと一緒におかねの勉強!『かきくけコモンズ』

こんにちは!マーケティング部の横山です。

週末開催したこどもトラストセミナーおかねの勉強シリーズかきくけコモンズ。
今回のテーマは『社長さんに手紙を書こう』でした。

小学1年生~3年生までの6人の元気っ子が参加してくれました。

今回どんなことを勉強したかというと・・・

① 世の中のニーズに気づき、それを解決する会社とその取り組みを知る

② その会社を応援する方法を考える

③ 感謝と応援する気持ちを伝える


コモンズ30ファンドの投資先企業の中から、こどもたちがお仕事の内容をイメージしやすいクロネコヤマト/エーザイ/楽天を例にして、世の中のどのようなニーズを満たす商品やサービスを提供しているか勉強しました。
 
世の中をとてもよくしてくれるすごい会社があるんだね!

そんな会社を応援する方法として3つ、紹介しました。
 
 ・お客さんになる
 ・かぶぬしになる→会社の仕組み、出資や株主について勉強しました
 ・手紙を書く

紹介した3社の中から(…と思ってましたが、みんなそれぞれに「好きな会社」があったので)好きな会社の社長さんに感謝のお手紙を書いてもらいました。


 







--------------------------こどもたちから感想-----------------------------------

いろんなかいしゃのしごとがわかって、がんばっているひとがいることもわかって
わたしもいろんなひとのやくにたてるようになりたいです。

かぶぬしということばのいみがわかった

らくてんカードマンはおもしろいとおもってたけど、すごいやくめをしているんだなぁ
とおもいました

(やまとさんは)おにもつはこぶのたいへんそうでした。じてんしゃでいっていることを
しりました

早くかぶを買う方法を知りたいです
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これからもこどもたちが仕事やお金のことを身近に感じ、社会の一員であることや、働くことを楽しみに成長できるお手伝いをしたいと思っています。

次回のかきくけコモンズはシリーズ最終回「投資家になるぞ!」 です。

小さな投資家さん、誕生なるか!?お楽しみに。

価格とは自分が支払うもの、価値とは自分が得るもの

こんにちは、伊井です。

今回のメールのタイトル「価格とは自分が支払うもの、価値とは自分が得るもの」は、世界的に有名な投資家ウォーレンバフェット氏の名言の一つです。流石にぐっときます。自分が思う価値の対価として払うのが価格ということでしょうね。ここからのヒントは、価値があるものを同等の対価かそれ以下で買うことに意義があるということになります。

渋澤や私も、コモンズ30ファンドを説明する時など、「株価を追うのではなく、企業の価値を分析することが重要だ。」との話しをします。

株価を追いかけていると株価が下がった時には自信を無くして弱気になり、株価が上がってくると自信を深めて強気になります。

しかし、前述の価値の軸がしっかりしていれば、価値があるものが下がってきたらワクワクするはず。バーゲンとおなじですからね。

まさにバフェット氏も「靴下でも、株式でも、何であろうと、私は質の高い商品が値下げされたときに買うのが好きだ。」とのコメントもしています。

さて、当社におきましても、少数ではありますが今回の世界的な株価の下落で、自信を無くされたお客さまもいらっしゃるようで、中には積立投資を中止される方も。

価値あるものが安くなっているならむしろ、積立投資は下げ局面では自動的に口数(数量)を増やして買付けしてくれますから、とっても便利な手段です。

勿論、下げ局面ではネガティブなニュースが多くなるので不安になるのは、よく理解できますが、是非、ここは頑張って欲しいと思っています。

勿論、一人で頑張るのはさびしいので、私たちもセミナーやレターなどで応援メッセージを出していきます。

また、私たちは、2つのファンドが皆さまからどんな時でも価値あるとものと判断いただけるように運用を磨いていきたいと考えています。

一緒に頑張っていきましょう!

コモンズ30ファンド投資先企業「旭化成」に関するコメント

昨日の株式市場で、コモンズ30ファンドの組み入れ銘柄でもある旭化成の株価が13.6%の下落となりました。
これは、同社の子会社となる旭化成建材が、三井住友建設(元請)の下請け業者(二次下請)として施工した横浜市所在のマンションにおける杭工事の一部について、旭化成建材の施工の不具合および施工報告書の施工データの転用・加筆があったことが判明したことによります。

○会社側のリリース
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2015/ze151014.html

また、報道によりますと副社長をトップとする調査委員会を立ち上げ、調査を進めるとし、加えて、マンションの改修や補修、調査にかかる費用については旭化成建材が全額負担するとのことです。

現段階では、会社側のコメントにもありますとおり、業績などに与える影響は不透明です。当社といたしましても、調査の行方をしっかりとフォローして参ります。
引き続き、コモンズ30ファンドをよろしくお願いいたします。

                                       
代表取締役社長兼CIO 伊井哲朗


声を大にして伝えるつみたての極意

横山です。
8月の終りに株価が急落して、なんとなく引き続き低調な9月。

・・・とは、直接関係ないのかもしれませんが、

コモンズ投信のコールセンターには
つみたての減額と休止が通常の月より多かったんだそうです。


「え!?」 

耳を疑いました。

「増額じゃなくて!?」


つみたて、つみたて、つみたて。同じことばかり繰り返し言って、お客さまも耳タコ。
そろそろ嫌われるんじゃないかと心配してましたが


なんにも伝わってなかった… ○| ̄|_ ガックシ


今日は今一度、つみたての極意について、声を<大>にして言いたいと思います。

投資で儲ける基本は、安く買って高く売ることです。一番安いタイミングで買って、一番高いタイミングで売れればよいのですが、そのタイミングを見計らうことはプロであっても至難の業。そもそも、現在進行中のマーケットにおいて、安い、高いなんて過去を振り返ることでしか検証できませんし、ましてや一番どうこうなんてまだ存在しません。過去に遡って投資することも出来ないのでナンセンスな話です。

そこで、力を発揮するのが、つみたて投資(一定のタイミングで一定の金額を購入する方法)です。

投資信託は「このファンドをいくら」という買い方をします。その結果、「何口分購入できた」となります。つみたて投資で、定期的に一定の金額を買うことを決めていれば自動的に、そのときの単価が安ければ購入数量が増え、単価が高ければ購入数量が減ることになります。

安い時にたくさん、高い時に少し買うことを続けていくと、後から振り返ってみたときに、結果的に高いときに買っていてそれが保有コスト(買いコスト)になってしまっていたという状況を避けることができます。

ここまで読んでいただくとお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、つみたて投資は続けることでどんどん分散効果が高くなっていきます。1回の購入のインパクトが購入回数分だけ分散されていくので、「高値掴みしたんじゃないか」「今よりもっと下がってしまうんじゃないか」という心配をする意味がどんどん薄れていくんですね。

さて、当初の話に戻しますが、

投資で儲ける基本は、安く買って高く売ることです。

マーケットが下がったときにつみたて投資(一定のタイミングで一定の金額を購入する方法)を止める、または減額する、の行動が意味するところは、

 ・購入タイミングの分散をしない。
 ・単価が下がったときにたくさん買うというバーゲンに参加しない。

という、つみたて投資のメリットを放棄するにほかなりません。


「そんなことしたらいつまでたってもふえないじゃない!!」


つみたての極意について。
これからも懲りずに耳タコ話にお付き合いくださいませ^^



コモンズSEEDCapが新著「社会的インパクトとは何か」に紹介されました。

コモンズSEEDCap担当の馬越です。
今夜は日本財団で開催された『社会的インパクトとは何か―社会変革のための投資・評価・事業戦略ガイド』出版記念特別イベントに参加してきました。

ずばり、同書において、社会的投資や社会的評価を推進する主な組織•プロエジェクトとして、コモンズ投信とコモンズSEEDCapが紹介されているからです。

イベントでは冒頭に同書が出版された経緯や内容の解説があった後、各セクターにおける有識者が登場し、「ソーシャルインパクトをどう評価するか」について、また「評価すること自体の意義」を、それぞれの見地から語ってくださいました。

●ゲストスピーカー:
今井 悠介 氏(公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン 代表理事)
鵜尾 雅隆 氏(監訳者、日本ファンドレイジング協会 代表理事)
工藤 七子 氏(日本財団 社会的投資推進室室長)
白石 智哉 氏(ソーシャル・インベストメント・パートナーズ代表理事)
源 由理子 氏(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科 教授)

印象的だったのは、多くのスピーカーが、評価するにあたってのほとんどといってもいい時間を「事業や活動が本来何を目指しているのか、ゴール設定が正しくされているか」の議論に費やしていると述べたこと。

また「無駄を削減するための評価」の時代から、現在は「今、行っている事業や活動の質の改善のための評価」の時代になってきたということ。

「評価という字に込められているのは、価値を標じあう」という意味。

事業や活動のインパクトを実現するため、ゴールにたどりつくために、イノベーションを起こせる様々なセクターの人々が多く関われるプロセスを生み出していくという新しい評価の形。

評価は結果をコントロールするためのものではなく、設定した目標値に達しなかった場合、なぜ達することができなかったかを見直し、そして事業や活動が改善され、事業の真の進化に繋がることこそが「評価」であると。

コモンズSEEDCapは、コモンズ30ファンドのお仲間のみなさまと社員のメンバーから寄せられる推薦の声と、外部審査員を迎えての最終選考によって、応援先を決定しています。

毎年議論にあがるのは、コモンズSEEDCapが何を大切に考え、「評価」するかということ。
そして、よりよい明日の為の「コモンズSEEDCap」が「コモンズらしいもの」となるよう、皆様と共に創っている最中であります。

一方、当社は設立理念に「対話」がありますが、春にはコモンズ30ファンドの
投資先のIR担当のご協力をお願いして周年フォーラムを開催し、

社会課題の解決に立ち上がった「社会起業家」のご協力で、秋にも
フォーラムを開催しております。

これらの活動は、「今日よりも、よい明日」という持続的なな社会づくりを
支える担い手同士の対話を促す場を築くというところで共通していると
自負しております。

そして、来る12月5日に、コモンズ投信は新たなイベントを企画しました。
企業と社会起業家の人々と共に、「ソーシャル・アクション」について対話
してみようという試みです。

株価や売り上げを目標とする近視眼になりやすい企業の体制と、超長期的なミッションを追うが故に目の前にある問題への対峙力に欠けてしまうNPOといったソーシャルセクション。
互いに学び合うことによってサスティナビリティーな視点を持てるようになるかもしれません。

同書には、内閣府の調査で「社会の為に役立ちたい」と応えた人が、65•3%だったと示しています。

12月5日のイベントは、社会起業家の方々や企業の取り組みを知ることによって
参加者の人たちにとっても「今日から自分がコミットしていきたい社会課題と、その課題に対して自分なりに関われる方法に出逢える場」となるよう、準備を進めて参ります。

10月下旬には開催詳細や、募集も開始させていただきますので、
是非お楽しみにされていてください。







情熱

こんにちは、福本です。

感想を述べろと言われたら、「情熱がすごかった」。

これしかないかなあ、と思っています。

8日に水戸で開催した「ザ・2020ビジョン」セミナーで、サイバーダイン株式会社のCFO(最高財務責任者)宇賀さまに講演いただきました。


言わずと知れた、身体機能を改善・補助・拡張することができる、世界初のサイボーグ型ロボットHAL®で有名な会社。

技術の平和利用、を謳い、上場時に種類株を発行したことでも有名です。

その、CFOのお話。聞けば、個人投資家向けにお話をされるのは初めてだとか。実直で、誠実な人柄がにじみ出ていらっしゃる。いい人だな~という(僭越ながら)。

お話も、お世辞にもとても上手とは言えないけれど、とにかく「伝えたい」という気持ちが伝わります。

自社技術に対す誇り、世界の未来を変えたいという想い、ヒトの可能性を広げるために研究開発を続けているという想い、様々な想い、つまり仕事に対する「情熱」に圧倒されました。


「絶対これを実現したい」って思っている人は強くてかっこいいなあ、と。改めて。

情熱、なんて、言葉さえも滅多に使うことはないけれど、自然に浮かんできたのでした。


さらに、その「情熱」を具現化するための事業戦略が明確で、リスクもとりつつ新たな布石をどんどん打ち出しており、その点はとても勉強になりました。

参加いただいたお客様の中の感想にこんなものがありました。

「感動しました。株式買います」

私も、金融の力を信じて、情熱を持ち続けていきたいな~と思った一夜でした。
宇賀さん、ありがとうございました!!

(セミナー内容は改めてレポートいたします!)






ゆったりと、ゆっくりとした投資

こんにちは、渋澤です。連休は、いかが過されたでしょうか。

https://youtu.be/g6U3VCneKfs

たまたま見つけた映像ですが、自爆テロとか、歴史修正主義とか、景気の行方とか色々とゴタゴタしている世の中で、ほっとする瞬間を提供してくれました。

おいでよ、学びの秋。

こんにちは。 マーケティング部の横山です。

来年1月からNISAのこども版「ジュニアNISA」の受付が開始されます。

コモンズ投信はこれまで「こどもトラスト」を通じてこどもの豊かな未来と資産づくりのお手伝いをしてきました。コモンズ投信のお客さまの6人に1人は未成年のお客さまで、たくさんの想いに関わらせていただいていることを大変嬉しく思っています。

そしてこの度、ジュニアNISA開始をうけてコモンズ投信の「こどもトラスト」は新しくリニューアルします。今年12月以降、新たにこどもトラストを開始される方についてはコモンズからの金銭的なサポートであったファンドのプレゼントはジュニアNISAをご利用いただくことでその役割を引き継ぎ(※)、こどもトラストセミナーに一層力を入れていきます。

社会全体でこどもたちを育てていくとき、コモンズ投信の役割は、彼らの「将来のための資産づくり」と「お金や社会と豊かな関係を築くこと」のお手伝いだと考えています。


昨年から開始したこども向けおかねの勉強会、『かきくけコモンズ』はこどもたちと一緒にお金や社会について考えていくセミナーです。(か・き・く・け・こ、とシリーズが進んでいきます)。おかげさまで好評でリピーターも増えてきました。

次回かきくけコモンズは10月18日(日)<け:社長さんに手紙を書こう>です。
http://www.commons30.jp/seminars/detail/242 

私たちの生活になくてはならない商品やサービスを提供してくれる会社。私たちの生活によろこびや楽しみを与えてくれる会社。世の中には色々な会社があるけれど、いろんな会社ががんばってくれるから私たちの生活は楽しく便利に回っている。
そのことを勉強したあとで、そんな会社を作って、がんばってくれている社長さんにありがとうを伝える、という内容です。会社はコモンズ30ファンドの投資先企業から選びます。

小さな投資家たちにそのことをお話しできるのを今から楽しみにしています。

新しいこどもトラスト、ジュニアNISAについての情報についても今後、順次発信していきますのでご確認ください^^


(※)既にこどもトラストプランでファンドプレゼントが開始されている方は継続されます

陽気なフランス人

こんにちは。横山です。

先日の社会起業家フォーラムの帰り。
最後まで残ったコモンズのメンバーで打ち上げをしました。

場所は根津の『シェ・マルセル』

フレンチで打ち上げだなんてステキと思ったのも束の間、

陽気なヒゲのオーナーがダジャレ連発で疲れは吹き飛び、
オシャレな気持ちはすっかりカジュアルな気持ちになりました。


「ワイン1本くださーい」「2本ネ、ココ“ニホン”ダカラネ」

「ハヤク食ベテネ、あったかいんだから~♪」 ←振りつき

「マダ食ベテナイノ?」 ←プッシュ 

「ハイ!よろこんで!」 ←ワタミ風

お料理もおいしく、話も弾み、ワハハと笑って楽しい打ち上げになりました!




さ、次はジュニアNISAとマイナンバー対応です!

年末にかけてさらにピッチ上げていきます!

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シェ・マルセル
Chez Marcel
http://r.gnavi.co.jp/3vskttgt0000/
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水戸からスタート!ザ・2020ビジョンセミナー

こんにちは、福本です。

「ザ・2020ビジョン」の運用が開始され1年9ヶ月。
今回初めて実現することがあります。

投資先企業とのセミナー。
明日、水戸でCYBERDYBNE株式会社をお招きしての「ザ・2020ビジョン」を開催します。
糸島&鎌田力作の資料です!

「コモンズ30ファンド」が企業との対話を掲げて投資の「見える化」に取り組んできたのに対して、
「ザ・2020ビジョン」はダイナミックな運用を特徴としてきました。

そう言うと、「「ザ・2020ビジョン」は投資先企業企業を単なる”銘柄”としか捉えていないように受け止められてしまうこともあります。
けれども、投資先企業の理念などへの共感なくして投資することはありえません。


そして今回、ザ・2020ビジョンの運用開始以来の投資先であるCYBERDYNE(サイバーダイン)株式会社様のCFOである宇賀さまに、「2020年に向けたCYBERDYNEの事業戦略」というテーマでお話いただくことが実現しました!

CYBERDYNEといえば、身体機能を改善・補助・拡張することができる、世界初のサイボーグ型ロボットの開発で有名な世界的企業です。
上場時には日本初の複数議決権を発行する企業として注目されたことでも記憶されている方は多いのではないでしょうか。

こうしたセミナーの開催が実現することを大変嬉しく思っており、明日が本当に楽しみです!


明日を皮切りに、9日(金)には東京、その後も、東京(受益者限定)金沢京都名古屋にて定例の「ザ・2020ビジョン」運用報告会を開催します。

8月以降マーケットが調整しており、今後の先行きに不安を覚えているお客様も多いのではないでしょうか。ぜひ、糸島の話を生で聞いていただきたいと思っております。

全国で皆様にお会いできること、楽しみにしております!




第6回コモンズSEEDCap応援先 今井紀明さんへのお祝いの言葉

こんにちは。
コモンズSEEDCap担当の馬越です。

去る10月3日(土)文京学院大学様に会場協力いただき、仁愛ホールというとても素敵な会場にて、昨年を上回る250名以上もの参加申込みをいただき、第7回コモンズ社会起業家フォーラムを開催することができました。

新たな11名の登壇者による熱きスピーチリレーを今年もお届けすることができました。

「普段生活しているだけでは出会えない様々な社会起業家の方のお話を聞くことができて、とてもためになりました。身の回りの課題について考えたいと思える良い機会になりました」

「今日よりも良い明日のために、自分が何ができるかよく考え、未来を考えてみたいと思います」

といったうれしいご感想も多数お寄せいただいております。

コモンズTVに各スピーチをアップしましたので、会場での感動を是非ご体験ください。
シェア、拡散も大歓迎です!

□コモンズTV(当日の社会起業家の方々のスピーチをご覧いただけます)

□当日の様子を会長渋澤も自身のブログにてご紹介しております。l
会長渋澤のBLOG「渋澤健のナナメな視点」


第6回コモンズSEEDCap応援先に選ばれた今井紀明さん(認定NPO法人D×P 共同代表)に対する授賞式も行いました。コモンズ30ファンドの当社の信託報酬の一部を社会起業家へ寄付をする「コモンズSEEDCap」の仕組みについて、改めて皆さまにご説明させていただくこともできました。

「コモンズ投信に投資している理由の一つが、コモンズSEEDCapです。
とてもチャレンジングであり、画期的な試みだと思います」

「金融機関が率先してこういういった役割を担うことは、21世紀の『経済』にとって非常に重要だと思います」

と、コモンズSEEDCapに対しても多くのご賛同の声をいただきました。このしくみをこれからも続けていくため、そして、寄付金額を増やして、社会課題に取り組む社会起業家をもっともっと力強くサポートするため、1人でも多くの方にコモンズのお仲間となっていただけたらと願っています。

また過去の応援先の社会起業家の方々より、今井さんへお祝いのメッセージをお預かりし、当日授賞式にてサプライズでご本人にお渡しすることができました。

下記にみなさまにもご紹介いたします。

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第4回コモンズSEEDCap応援先 
認定NPO法人マドレボニータ 代表 吉岡マコさんより



今井さん、おめでとうございます。
2年前の日比谷図書館でのフォーラムとそのあとのお食事会以来ですね。
あれから着々と歩みを進められていてアタマがさがります。
D×Pがさらなるムーブメントを引き起こすことを期待しております。
これからもお互いがんばりましょう(^^)

*吉岡さんのフォーラムでのスピーチはこちらからご覧頂けます。

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第5回コモンズSEEDCap応援先 
認定NPO法人かものはしプロジェクト共同代表 村田早耶香さんより



今井さんへ
SEEDCap受賞おめでとうございます!
今回の受賞をきっかけに、コモンズ投信さんのお仲間の皆様に活動を知って頂く機会が増えると思います。
素敵な方が集まっていらっしゃるので、ぜひお仲間の皆様に、活動をお伝えしていってください。
私達も昨年受賞させて頂き、沢山の方とのご縁を頂きました。
温かい応援メッセージも頂き、心が温まりました。
今後一年間、ご縁を広げていっていかれて下さいね。

*村田さんのフォーラムでのスピーチはこちらからご覧頂けます。

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そして最後に。
社会起業家フォーラムの登壇者は、過去の登壇者の方よりご推薦いただくケースが多いです。今井さんを2年前ご推薦くださったのは、実はその前の年に御登壇された認定NPO法人育て上げネット 理事長 工藤 啓さん。

今井さんにバトンを渡してくださった工藤さんからもお祝いの言葉が届きました。



今井さん
コモンズSEEDCap受賞おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。

さまざまな生きづらさ、しんどさを抱えたひとたちのなかで、子どもでもなく、自らの意志と選択ができるわけでもない、難しい年齢と立場である高校生への支援は、社会的にも見過ごされている大きな課題です。

私も、事業を通じて進路多様校に関わることがありますが、外部から積極的に高校へ働きかけ、その扉を開いていく今井さんの突破力には学ぶところが大変大きいです。また、学校の扉が開いても、そこにいる高校生の抱える課題は多様にして難解。家庭環境の改善から、制度運用まで、個人に寄り添いながらも、周縁関係までも丁寧に調整しなければなりません。

そして、尊敬に足る大人・他人に出会う経験を持たない高校生から信頼してもらうための不断の努力に対し、小さなミスがすべての信頼関係を失わせてしまう、まさに薄氷の上を歩くような支援活動は、社会性と事業性という経営テーマと、他者の人生に深くかかわるやりがいとリスクのバランスの担保を両立させなければならない難易度の高いものだと思います。

しかしながら、今井さん自身がこれまで経験されてきたこと。人間の弱さと強さを、他の誰よりもしる今井さんだからこそ、生きづらさを抱える高校生に信頼され、老若男女を問わない多くのひとびとから「今井、がんばれ!」と背中を押されるのでしょう。

私自身は、そんな今井さんの強烈なバイタリティーと、ちょっとだけ疲れたときに見せる表情のギャップがとても好きです。これからも社会を少しでもよくしていく仲間として応援しています。本日はおめでとうございます。

*工藤さんのフォーラムでのスピーチはこちらからご覧頂けます。

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とっても驚いて、喜んでくだった今井さん。
今井さんの受賞のおことばもコモンズTVにてご覧頂けます。


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「より良い明日」を求める人々の想いが、滴となって集まり、やがて大河となる。そんな風景を見せてくれる同フォーラムを毎年開催できますことを、コモンズ投信スタッフ一同大変光栄に思っております。

ご参加くださったみなさま、そして手弁当でご登壇くださった社会起業家のみなさま、そして開催にご協力くださった全てのみなさまに、心から深く感謝申し上げます。       
     
SEEDCap担当 馬越 裕子    


The Power Of 一人ひとり・・・

こんにちは。渋澤健です。

一人だけじゃ、何も変わらない・・・

でも、一人から何か始めることができる。そして、一人でも他に伝えることができる。

その始めたことに、他の一人が共感し、一緒に動いて、そして、また他の一人に伝える。

こんなところからムーブメントが始めると思っています。The Power Of 一人ひとり。

明日はいよいよ社会起業家フォーラムです!

こんにちは、福本です。

明日はいよいよ社会起業家フォーラム当日。天気予報も晴れ!

知る人ぞ知る、SEED Cap担当馬越が張り切ると天気が大荒れ、というジンクスも覆せそうです(笑)
本人曰く「コントロールできるようになって来たの(ニヤリ)」
(昨日から今朝にかけての暴風雨のことを言っているようです、、)



そして今日は、学生スタッフの皆さんと前日準備に行ってまいりました!

資料のセッティングから、明日の流れまで全員で確認。


明日への意気込みを聞いてみると、

「社会課題に取り組む人達の話をしっかり聞いて、私も何かを学び取りたいです」

「社会人の人達との交流を楽しみにしています」

彼らも何かを感じてくれる一日になれば。











明日は、スタッフ一同、心をこめて皆さまをお迎えし、社会課題に取り組む熱い起業家と、「よりよい明日」のために心一つにできる時間を共有できればと思っています。

それでは皆さん、会場でお待ちいたしております!

静岡銀行との資本業務提携を発表しました

こんにちは、伊井です。

1位香川県(1592万円)、2位奈良県(1358万円)、3位徳島県(1306万円)・・・30位東京都(877万円)、36位大阪府(770万円)。これ何の順位か分かりますか?実は、都道府県別一世帯当たり金融資産(二人以上の世帯)の順位なのです。地方における一世帯当たりの金融資産は、大都市を有する都道府県よりも大きいことが分かります。こうした金融資産の多くは預金として郵便局や地方金融機関、農協に預けられていると思われます。

また、日本は他の先進国に比べても家計に占める金融所得が極めて低く、雇用者報酬が大部分を占めています。この状況では、雇用者報酬が増えない限り消費は増えません。人口減少のスピードの速い地方において、家計に占める金融所得を中長期的に増やしていくことが地域経済の活性化につながるはずです。家計資産が増加(運用会社が貢献)することで地域経済が活性化(地元企業が成長)し、その結果貸出・投資(地域金融機関が貢献)の良い資金の流れが出来るということが大切です。

コモンズ投信のお客さまは、全ての都道府県にいらっしゃいますが、首都圏地域の方々だけで6割近く、大阪府、愛知県を入れると7割近くになります。一方、渋澤、糸島、伊井を中心に地方都市へも度々足を運ばせていただいている中で、地域経済の持続的な成長のために地域の方々の家計資産の増加に貢献したいとの想いが強くなっていました。

こうした中、当社は、本日静岡銀行との資本業務提携が合意したことを発表させていただきました。人口減少を考えても地域経済の担い手は現役世代やそのこどもたちです。当社が創業以来、現役世代やそのこどもたちへの長期的な資産形成に取り組んできたことを高く評価いただきました。とても誇りに思います。また、地方経済の持続的な成長のために地方銀行と二人三脚で家計資産の増加に貢献できることもとても嬉しく思っております。

また、静岡銀行は、マネックス証券を傘下にもつマネックスグループの筆頭株主になられたり、Fintech企業(金融とテクノロジーを組み合わせて新しいサービスを提供する企業)として成長しているマネーフォワードに出資されるなど、業界の垣根を超えた新しい金融サービスの構築に取り組まれています。この度の資本業務提携により、当社は財務基盤の強化が実現でき、さらに長期的な資産形成に資する新しいサービスを共に研究・開発し、皆さまに届けていくことが出来ると考えています。

この度の資本業務提携では、当社の経営の独立性は何ら変わりませんが、経営基盤が強化されることで、より一層、皆さまのご期待に応えていけるものと考えています。
引き続き、コモンズ投信をどうぞよろしくお願い申し上げます。



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 代表取締役社長 伊井哲朗