ふれあいの赤いエプロン
おはようございます、渋澤です。 先週、公益財団法人日本フィランソロピー協会がCSRのベストプラクティスを賞する企業フィランソロピー大賞の審査委員として贈呈式に出席しました。記念写真をご一緒させていただいている可愛いらしい笑顔とお姿の男性は、コモンズ30ファンドの投資先である味の素株式会社の大野弘道常務。当社の東北応援ふれあいの赤いエプロンプロジェクトのご活動が評価され、「寄り添うキッチン賞」を受賞されたことを心よりお祝い申し上げます。
被災者の心と体の健康づくりのため、今まで1500名以上のグループ会社の経営者・社員がボランティアとして被災地に入り、赤いエプロンを身に付けながら、住民とのコミュニケーションをはかって、課題と想いの共有に努めています。最後の仮設住宅がなくなって、復興の足取りが確かなものになるまでコミットすることに宣言されています。
大野常務は財務担当であり、私たち機関投資家との窓口になるIRのトップでありますが、同時にCSR担当のトップでもあります。このようなコンビネーションで担当役員を置く会社は多くなく、味の素は社会的課題を自ら取り組むことが企業の持続的価値の創造へつながるということを実践している優良企業です。
コモンズ30ファンドが重視している企業の非財務的な「見えない価値」を財務的な「見える価値」を、味の素のように一体として捉えている経営の価値創造は確かなものであると確信しています。目前の日経平均の上げ下げとは関係ない次元の本質であり、このような本質にコモンズ30ファンドは投資することに、これからも努めます!