消える金利vs増える配当

こんにちは!伊井です。

国内株式市場は、本日前場(12日)、日経平均株価で約1年4ヵ月ぶりに節目の
15,000円を割り込みました。また、今週、10年物の国債はマイナス金利に突入し、
為替もドル円で昨日110円台をつけました。為替は、1月29日に日銀がマイナス
金利を導入し121円台になった後、僅か10日ほどで10円をこえる円高が進んだ
わけです。流石にこの急激な為替の変動は、企業活動にも影響を及ぼしますの
で、政府・日銀からは、安定化に向けた発言などがあると思われます。その意味
では、今月26日から27日に開催されるG20は注目されます。
また、12月の高値から20%を超える下落となっている株式市場においては、新た
な補正予算を含む総合景気対策や消費税引き上げの可否が検討されてもおかし
くない状況になってきていると思われます。


さて、預金金利が限りなくゼロに近づくなかで、企業の配当金は増える傾向が
続いています。現在の株価水準なら優良企業で配当利回りが2%、3%を超え
る企業も少なくありません。これは何を意味しているでしょうか?
株価が短期間に20%下げたとしても、前向きな企業活動は変わらずに続いて
いるということです。つまり、経営者や社員は企業が社会における価値創造を
続けるために一生懸命に働いているということです。その活動が、短期的に大
きく劣化することはありません。リーマンショック時も、一生懸命に活動した企業
の中には、株価は大きく下げても業績では最高益を出し、その後に市場が回復
するなかで、株価を大きく押し上げることを実現した企業も少なくありません。


 コモンズ投信は、引き続き、丹念な企業調査に基づき皆さんとそうした企業を応
援していきたいと考えています。幸いこうした局面でもコールセンターにはファンド
購入のご連絡を頂いています。

こうした皆さまからの応援をエネルギーにかえて私たちも引き続き頑張って参ります。

是非、以下イベントなどにもご参加ください。

*~*~*~*~【コモンズ30ファンド 7周年イベント】*~*~*~*~

4月2日(土)14:30~18:10@きゅりあん(品川区立総合区民会館)

コモンズ30ファンド 7周年イベント

懇親会



昨年6周年イベントにて