お金はありがとうと交換するもの~かきくけコモンズ+ナショナル田園ツアー
こんにちは。横山です。
本日は送り盆。
金融関係の仕事をしてると「お盆」はありません。
私の場合、市場がオープンしている日は働く日とインプットされています。
今年からは山の日ができましたね。8月11日です。
お盆が第三の大型連休になるのも近いか。
日本の祝日は世界と比べてもずいぶん多いんだそうですね、
「日本人、そんなに休んでばかりじゃいけない」という声もありますが
休んで遊べる日が増えるのは大人になってもやっぱりうれしいです。
さて、そんな山の日の8月11日。こどもトラストセミナーを開催しました。
「夏休みスペシャル企画!『かきくけコモンズ』 + ナショナル田園ツアー」です。
昨年に引き続き、2回目の開催になります。
今年も小学1年生から6年生まで、7人のこどもたちとスーパーマーケットに見学&インタビューに行き、その後お金の勉強会、働く人のことを紹介する発表をしました。
お金の勉強会では
■ お金はありがとうと交換するもの
働いている人たちは何がうれしいか、どんなとき楽しいかをインタビューしました。(きっとこどもが相手だということもありますが)店員さんもとてもニコニコ答えてくださいました。
■ 「お金持ち」は「ありがとう持ち」
どんなときにありがとうと言ってもらえるのかをみんなで考えました。
うれしかったり助かったりしたときに人はありがとうと言う。人の役に立って、ありがとうがたくさんもらえたら「ありがとう持ち」になれる。
■ ひとつひとつの商品にたくさんの人が関わっている
ペットボトルのお茶を例にして、これに関わる人が何人いるか連想ゲームをしました。
「5万人!」と言う声。
原料の製造や輸送の燃料まで広げていけば本当にそれくらいになるかもしれません。
社会はひとつひとつがつながっていて、その受け渡しひとつひとつに「ありがとう(おかね)」と「商品やサービス」の交換があるということを学びました。
冒頭、「おかねもちになんかなりたくない」という意見が何人からかありました。悪いことしたり人を騙したりしてお金もちになるというイメージもあるようです。そういうおかねもちは長続きしないこと、逆にありがとうでお金持ちになったならどうかな?という問いかけをみんなで考えてみました。
人の役に立ってありがとうと言われる営みが働くということ。
そして働くことはおもしろくて尊いこと。
そんなイメージを持ってこれから大きくなってお金やお仕事と付き合っていってくれたらいいな、と思います。