17年ぶり!トリプル高。

コモンズ投信 伊井です。

リオ・オリンピックで、日本選手の連日のメダルラッシュで寝不足気味の方も多いと思います。
はい、私もその一人です。努力が報われる瞬間には、目頭が熱くなることも多いですね。

さて、昨日11日の米国株式市場では、主要3指数であるNYダウ、S&P500、ナスダックが揃って史上最高値を更新しました。3指数が同時に最高値を更新したのは1999年12月31日以来の17年ぶりとのこと。

1999年12月31日といえば、ミレニアム前夜で異様な雰囲気が株式市場にも漂っていたことを思い出します(ITバブルの真っただ中でした)。

この時のNYダウは、11,497ドルでしたから昨日の終値18,613ドルまでに約60%の上昇となっています。一方で、日経平均株価は、1999年年末は18,934円、一昨日終値が16,735円ですから約10%の下落。なんとも明暗がついています。

やっぱり日本株はダメでしたか、、、との声が聞こえてきそうですが、日本の企業も個別には頑張っています。

例えば、暑い夏といえば、エアコンのダイキン工業(コモンズ30ファンドの当初からの組み入れ銘柄でもあります)。そこで、上記の1999年年末から直近までの事業の成長などを確認してみましょう。

2000年3月期の売上高は約4630億円、それが2016年3月期では2兆437億円と4倍以上に拡大、営業利益は同期間で258億円から2179億円になんと8倍を超える規模になりました。

この背景はグローバル展開にあります。

例えば、この10年間の変化では、事業展開をしている国が63カ国⇒145カ国へ、海外の生産拠点も23拠点⇒87拠点に、その結果、海外事業比率も46%⇒75%に。

結果として、1999年年末から一昨日まで株価は1,390円⇒9,164円と6.6倍になりました(配当は考慮せずに)。

NYダウと日経平均株価を比べるとガッカリしますが、個別には頑張っている企業も多数あります。


「森を見ずに木を見る」


オリンピックで頑張っている日本代表選手のように、個々に頑張っている日本代表のような企業もあるということです。コモンズ30ファンドは、そんなファンドでもあります。

オリンピックの後は、パラリンピックが始まります。パラリンピックといえばザ・2020ビジョン。(そのあたりの関連性はまた、次回以降に)

お盆のこの時期に集まるご家族や、ご友人に、コモンズ投信をご紹介いただけると嬉しいです。

では、暑い夏、どうぞご自愛ください!