寄付月間2018特集 企業の寄付の取り組み【資生堂編】
花椿基金・SHISEIDO
~三方よしの精神で社会を明るく照らす寄付のカタチ~
寄付月間学生インターンの桐葉です。
今回、推進員かつ共同事務局メンバーのコモンズ投信馬越さんとトビタテ留学ジャパンの木勢さんと共に、コモンズ投信の投資先である株式会社資生堂の寄付の取り組みについてお話をお聞きする機会に恵まれました。
そのように考えたことはありせんか?
資生堂では美しい生活文化の創造を目指し、社会の役に立ちたいと願う社員が気軽に寄付できる仕組みを整えています。
社員が積極的に運営委員として盛り上げ、給料から少しずつ気軽に寄付ができる仕組みです。
社員のみなさんが共感する社会問題に取り組む団体を運営委員が毎年審査して選ばれているので、自分がより関心のある寄付先をその中から簡単に選んで応援することができます。
テーマとなる社会問題は、女性・子どもから環境・海外の貧困援助・災害被災地復興支援など幅広く展開しています。
またSocial Studies Day制度があり、関心のある社会貢献活動を会社のサポートを受けながら行えます。
このように、先進的な制度のおかげで社会価値創造に関心が高く、社員のみなさん自らが花椿基金を続けるために頑張っておられます。
社友含め3000名以上が参加されているそうです。
復興支援寄付付きフレグランスに代表される寄付付き商品を販売する事業型や、花椿基金に代表される募金型を通して、社会に「寄付という価値」を広めている資生堂。
創業者の三方よしの思いを引き継ぎ、寄付というカタチで資生堂は社会に対する感謝の気持ちを還元しているのです。
社員のみなさんが主体的に且つ気軽に寄付ができるこの花椿基金を、資生堂が一企業として続けられていることに、わたしはとても心を動かされました。
創業理念を引き継ぎ、社会へ恩返しするという熱い思いをもって働いている資生堂の社員のみなさんを、改めて心から美しいと感じました。
社員の思いを寄付というカタチにし、社会に目を向ける・社会に貢献する仕組みを整えているからこそ、資生堂は社会を明るく照らす企業であると感じ、改めて同社の社会貢献事業に注目し、かつ学んでいきたいと思っています。
左から 桐葉 木勢 馬越 |
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今月は寄付月間。
コモンズ30ファンドの投資先企業をはじめ、企業の寄付の取り組みをご紹介したいと思います。
コモンズ投信 寄付のしくみ・寄付月間共同事務局 馬越裕子