97.7%―カスタマー最幸戦略で結果を出したコモンズ流投資の秘密vol.2―

97.7%―カスタマー最幸戦略で結果を出したコモンズ流投資の秘密vol.1―はこちら

Q、本当に長期で積み立てるだけで「97.7%」の仲間に入れるのですか?

97.7%に入っているお仲間がどういう方なのかを、まずお伝えしたいと思います。
私たちが運用しているファンドの保有者を年齢別に分けると、30代から40代の資産形成層が中心です。30代が14%、40代が25%なのですが、他の投資信託会社に比べて珍しいのは、未成年の口座件数が非常に多いということです。実に全体の16%を占めています。



コモンズの未成年口座は「こどもトラスト」という名称で0歳から19歳までの人が加入できます。こどもの親権者が契約書類を記入し、口座開設後は大人の口座と同様、定期的に積み立てていきます(購入方法は一括購入も可能)。
こうして月々、コツコツと積み立てていけば、お子様が成人した時、教育資金の足しにしたり、あるいは成人式の準備に充てたりするための資金を作ることができます。

こどもトラストでは、親子でお金について学べる「こどもトラストセミナー」を定期的に開催しています。コモンズ投信の投資先となっている会社を見学するツアーなども行っており、こどもたちが社会や日本のことを考えるきっかけにもなっています。
セブン&アイにてレジ打ち体験



また、30代~40代というのは、将来の老後資金などを作っていかなければならない資産形成層ですが、年齢的に働き盛りで夫婦共働きも多く、さらに育児期でもあります。こうした年代の人たちに、企業を研究して株式の個別銘柄に投資するスタイルの運用は不向きです。だからこそ、専門家に運用を委託する投資信託が今注目されているのです。
私たちが提供している投資信託とその周辺のサービスは、日々の生活に忙しい人たちでも簡単に長期投資の恩恵を受けられる仕組みになっています。

たとえば「コモンズ30ファンド」は、30年というひとつの世代を通じて長期的な成長が期待できる上場企業30社に投資します。
個人で個別にこうした企業30社の株式を購入するとしたら最低でも数百万円の資金が必要ですが、コモンズ30ファンドは投資信託なので積立投資なら月々3000円からという少額資金で購入できます。
コモンズ投信の投資信託で資産形成をしている方は、富裕層というよりも、普通に真面目に働いている人たちです。
そういう人たちが毎月、コツコツと積立投資を続け、かつ保有し続けた結果、97.7%という数字に結びつきました。つまり、積立投資と長期保有という2つの原則をしっかり守りさえすれば、97.7%の仲間に入ることができるのです。

問題は、長期で保有し続けられるかどうかです。当然、長期で投資をしているといいときも悪いときもあります。好調なときはよいとして、悪いときにはコモンズ投信もお仲間も胆力が試されます。

そんなとき、保有し続ける気持ちを支えてくれるのが「日頃からの対話」です。

私たちは投資先企業を訪問したりやセミナーや周年イベントなどを通じて、企業が経営理念をお仲間に伝えるだけでなく、お仲間の声を投資先企業に伝えることで、投資先企業とお仲間が対話できる場を設けています。

堀場製作所BIWAKO E-HARBAR訪問の様子

コモンズ投信の「コモンズ」とはコモングランド、すなわち共有地のことであり、そのために私たちは「参加型運用会社」を目指しています。

それは、お仲間の参加だけでなく、投資先企業が参加するという意味合いも含め、大勢の人がコモンズ投信というコモングランドに集まり、対話をすることで運用の見える化が進み、同時に社会を良い方向に進めるための力が生まれると考えます。

また、私たちは金銭で受け取れる経済的リターンだけでなく、社会問題を解決に導くことで得られる社会的リターンも追及しています。お仲間だけでなく、誰にとっても住みやすい社会を築くため、ファンドの運営管理費用の一部を社会起業家に寄付しています。

こどもの社会的孤立の予防に取組む、
2018年度コモンズSEEDCap応援先PIECES(ピーシーズ)の小澤いぶきさん
いぶきさんを講師にお招きして開催した子育てセミナーの様子
コモンズ投信のお仲間はそのような考えに共感してくださり、長期でファンドを保有することが可能なのだと思います。
<vol3.に続く>
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次回以降のコンテンツ(予定)
Q、コモンズ投信がどういう運用をしているのかを教えて下さい。
Q、長期投資の大切さを知ってもらうため、コモンズ投信はこれから何をするのでしょうか。