ステイHOME
こんにちは。渋澤健です。この週末は、ほとんどの東京都民と同様、外出を控えてステイ・ホームでした。花見はベランダのさくらでw。また、雪が降る中で。けれども、同時進行していた二つの書籍出版の企画のゲラ確認と初校原稿の確認を済ませることができました。
しかし、新型コロナ・ウイルスの終息は、全く見えない世の中ですね。NY等の医療の現場の様子は、本当に悲惨な状態。死亡者は他国と比べると今のところは少ない日本ですが、感染・重症化の方々が増えてきていることは確かです。不急不要外出自粛の要請では足らず、そろそろロックダウン(都市封鎖)か、という話もちらほら聞こえてきます。気持ちがわさわさします。
そんな時どのような心得が必要か。
渋沢栄一は『論語と算盤』の「大丈夫の試金石」で自然的逆境に立った時にどうすべきかという考えを示しています。
足るを知りて分を守り、これは如何に焦慮すればとて、天命であるから仕方ないとあきらめるならば、如何に処しがたき逆境にいても、心は平らかなるを得る。
つまり、自分が何かを失ったことより、何が有るかへの感謝。やるべき(例えば、うがい、手洗い、マスク着用、人混みを避ける等)をきちんとやって身を守る。そして、ジタバタするより、思い切って断念する。ということですね。
外出ができなくなっても、出社ができなくなっても、少なくとも、ステイできるホームがあります。それに感謝。
でも、こういうときに、自分がステイできるホームがなければ、どんな気持ちになるでしょう。
実は、そういう人たち、社会にいます。それが、若い妊婦さんの場合もある。こういう時だからこそ、今日から始まる、こちらのクラウドファンディング・プロジェクトをご検討ください。コモンズSEEDCapの応援先のPIECESの小澤いぶきさんのご縁でご紹介いただいたものです。どうぞよろしくお願いいたします。