うれしい再会
おはようございます。渋澤健です。
この週末、うれしいことがありました。草食投資隊の北陸ツアーの仙台会場で女性が私の顔を見かけると寄ってきてご挨拶をいただきました。そして、お手元には見覚えがあるハガキが。。。
「最近、子供のためにコモンズで口座開設した際に送られてきたこれは、シブサワさんが書かれたものなのですか?」と質問されました。ちょっと驚いた表情されていましたが、喜んでおられる様子でした。
ハイ、すみません。日本語の最高学歴が小学二年のため(小学二年から大学卒業まで米国育ちです)子供のような汚い字ですが、確かに私の自筆です。
2009年1月にコモンズ30ファンドを設定した際、創業して間もなくで名も知られていない小さな投信会社初めて設定したファンドに長期投資を託してくださった方々に、どのような感謝の気持ちをお返しできるかと考えました。
決まり文句が印字された礼状ではなく、口座開設者の住所とお名前を書きながら、お会いししたことない方々の一人ひとりの姿を想像できるように自筆の礼状をお送りしよう。もしかしたら、乱筆で形は整っていないけれども、自分の感謝の気持ちは届くかな、と思いました。
書くハガキの数が少ない小さな会社であるからこそ、できることがあると考えました。
でも、実際のところ、限りがある一日の中でハガキを一枚ずつ書くことは結構時間がかかります。他の仕事を同時進行できない時間ですから、非効率的で自分の生産性を高めることにはなりません。
だから、いつか、書けない日が訪れるのではないかとずっと考えていたのですが、7年以上、書き続けているサンキューカードです。家でも深夜に書いている姿をずっと見ていた妻には注意されるときもあります。確かに、他のことに使える時間ですから。「でも、こんな汚い字なハガキでも、もらうとうれしい人たちもいるようだよ」と答えていました。
でも、さすが、そろそろ打ち止めかなぁ、と思っていた矢先に、今回の仙台会場でうれしい再会がありました。