「ある」から「ない」を教えてくださった女性
こんにちは。マーケティング部うまごえです。
今日はコモンズのオフィスを懐かしい女性が訪れてくださいました。
プラスリジョンの福井佑実子さんです。
福井さんは、障害のある人の働く場づくりをミッションとし、淡路島のおいしい玉ねぎをじっくりじっくりいためた「オニオンキャラメリゼhttp://www.cafesante.jp/」を商品化し、事業として確立させた人物。
2013年の社会起業家フォーラムにもご登壇くださり、第5回コモンズSEEDCapの応援先最終候補ともなられたので、お記憶にあるお仲間の皆様もいらっしゃると思います。
~障害は「ある」から「ない」に変えられる~
障害に対する視点の転換を促し社会を変えていくことを目指されています。
今回福井さんから、嬉しい新しい挑戦のご報告がありました。
神戸の活性化を計る「デザイン都市・神戸」創造会議のメンバーとなられ、2年間で、障害が「ある」から「ない」へ視点がかわるような具体的な企画をしていけたらとおっしゃってました。
楽しみですね!
熊本地震が起きて、熊本、大分のみなさまのことを想い、全国のコモンズのお仲間と今何ができるのか考え、現在募金活動をジャパンギビングで行っている私たちです。
http://japangiving.jp/c/14021
そして私は一方で想いを神戸や東北にも馳せていました。
わたしたちの国にいつ何時起こるかわからない震災。
それは間違いなく大きな爪痕をその地に暮らす人々の生活に残していきます。
そしてそれから長い時間をかけて、地元の人々はその爪痕とどうにか折り合いをつけようとまた新たに生活をスタートされるわけです。
私は前職がテレビ番組制作で新卒で入社したばかりの時に神戸で震災が起きました。
1年後の取材で現地に訪れた時のことを今でも忘れることはありません。
「ぼくたちは復興どころか、1年間かけてようやく町を片づけることができたところです。
あなたたたち取材する人たちはその時にしかここにやってこない。その時しか被災地をみない。きっと奥尻のこともそうだったでしょう。ぼくたちは奥尻のことを忘れない。奥尻の人たちもそうです。」
そう地元の方に声をかけられたことが今でも心に残っています。
長く見守り応援し続けていきたい。
そう強く心に誓った気持ちを、テレビ番組を作っていた当時と変わらず今も持ち続けています。
そんなことを改めて思うことができた福井さんの上京でもありました。
福井さんの「ある」から「ない」からはたくさんのことを学びました。
障害は、こちらのとらえ方や、考えたの転換で、「ある」から「ない」に変えられる。
現在関わっているPOINTという障害者スポーツのチャレンジャーを応援する寄付のしくみをつくっている過程でも何度も振り返った福井さんの言葉です。
そうそう、ゴールデンウィークには、第1回POINT応援先の視覚障がい者柔道のリオパラリンピックの代表選手を決める大会もありますよ!
みなさんもお時間ありましたら是非会場へ!
期日
平成28年5月4日(水曜)
会場
講道館7階大道場(東京都文京区春日1-16-30
詳細はこちらをご覧ください。
http://judob.or.jp/oshirase/2016/160419_riopara_kaisai.html
話があちらこちらに飛んでしまいましたが、いろんなことが繋がり繋がっていくことを感じれたゴールデンウィーク直前の午後でした。
マーケティング部
馬越