11/9の米大統領選挙結果を踏まえた株式市場と弊社ファンドについて
1.本日の市場と弊社ファンドの動向について
11月9日の日本株式市場は、8日に実施された米大統領選挙の結果を踏まえ、TOPIX(東証株価指数)は、前日比4.57%、日経平均株価は5.36%の下落となりました。
また、コモンズ30ファンドは前日比▲4.50%、ザ・2020ビジョンは同▲4.21%、コモンズ30+静銀ファンドは同▲4.65%となりました。
日本時間の朝方こそ民主党クリントン候補優勢との見通しから株式相場は高く始まりましたが、開票が進むにつれ共和党トランプ候補の優勢が伝わり、円高の進行とともに株式市場は大きく下落しました。
2.コモンズ投信代表取締役社長兼最高運用責任者からのメッセージ
今年は、英国のEU離脱の国民投票、今回の米国大統領選挙と事前の予想を覆す出来事が起こりました。
個人的には、リーマンショックから続く、行き過ぎた資本主義、グローバル化などベストとは言えないがベターと言われて進めてきたこれまでの政策が修正される過程での出来事と考えています。
その都度、時代を映すマーケットは大きく揺さぶられるわけですが、よく考えれば73億人にも達している人類の日々の生活の営みは変わりません。いつの時代も「衣・食・住」などの生活の基盤が経済を支えていきます。
さて、弊社が運用する「コモンズ30ファンド」、「ザ・2020ビジョン」、「コモンズ30+しずぎんファンド」では、いずれも丹念な企業調査に基づき、不確実な時代でも成長し続けられる企業や変化する企業に投資しています。リーマンショック時に産声を上げた弊社は、リーマンショックを吸収し、成長を続ける企業や、東日本大震災や75円まで進む超円高をも乗り越えることが出来る企業に投資を続けてきました。
また、今回のトランプショックについても、長いキャリアを持つ弊社の運用チームは、いつもと変わらず、しっかりと対応しています。企業価値から乖離したところまで価格が下落すれば、むしろ好機と捉え、厳選した企業に投資をするという弊社の運用姿勢は今回も一貫しております。その結果、過去、何度も直面してきたこうした局面においては、毎月の積立金額を増額されるお客さまやスポット買いのお客さまに支えられてきました。
当面は、まだまだ振幅の大きな市場環境が続くと思いますが、皆さまが安心して長期的な資産形成を続けられるファンドを心がけて日々の調査・運用業務を続けてまいります。今後も必要に応じて、情報を発信してまいります。
どうぞ、今後も当社の各ファンドにご期待ください。
コモンズ投信株式会社
代表取締役社長兼最高運用責任者 伊井 哲朗
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