サイバー・ワールドの実現が近づく!


おはようございます。 渋澤健です。 私は映画「ターミネーター」のシリーズが大好きですが、日曜日には、本物のサイバー・ロボットと対面しました。(写真の右の方ですw)。 場所は未来ではなく、現在のつくば市のショッピングモール内にあるサイバーダイン・スタジオでした!

コモンズ投信が3年ぐらい前に設けた、ザ・2020ビジョンの運用を託している糸島孝俊がファンド設定来とほぼ同じタイミングぐらいから投資を続けているサイバーダイン。 口座開設者のお仲間と共にスタジオを訪問して、ロボット・スーツのHALのデモをお伺いした後、全ての参加者が実際にロボット・アームの作動を体験する貴重な機会をいただきました。

本当に素晴らしいです。腕のを肘から曲げると、アームがすっと上がります。ゆっくり上げたり下げたりすると、アームもゆっくりと上下します。

また、腕を動かさなくても、動かしたいという脳のシグナルだけで動きます!(自分の電波は結構強いようで、簡単に動きました!w)



サイバーダインンCFOの宇賀伸二さんと糸島との対談では、同社の「ロボット」は、産業用(や、もちろん軍事用ではなく)、第一に介護ケアの医療機器というポジショニングという戦略とこだわりを感じさせられました。

脳卒中で歩行が障害ができた方々が、HALを活用してリハビリすると能力回復が検証されていて、ドイツでは公的保険の対象になっているようです。また、現在、米FDAでは申請中で、日本では神経・筋難病の進行抑制治療に対し、公的医療保険が適用されることになりました。


また簡易なバイタル・センサーも同社は開発していますが、ビック・データをつなげるなど、予防医療ビジネスへの展望も描けます。

私が、結構、面白いと思ったのは空港で実験している自動掃除機。AI機能をつかって、掃除機が自分の環境を察知し、自動的に掃除するというものですが、この技術は、荷物運びから道路無しの状態でも自動運転ができるなど色々と応用できそうで、こちらの展望も楽しみです。

AI革命は、どちらかというとシステム設計なので、個々の性能を高めることを得意としている日本勢が活躍できるところはパーツを供給することに留まる可能性が高いという思いもありました。しかしながら、技術の水準を研ぎますだけではなく、当初からグローバル・スタンダードを確立することに取り組んでいるサイバーダインは、AI革命で真に発展できる日本企業かもしれないと感じました。

ザ・2020ビジョンの使命は「変化」を見つけて、投資することです。自社のイノベーションにより、自ら変化を起こすサイバーダインにしっかりと投資していることは、その使命をしっかりと果たしているとです。これを、今回、参加者の皆様と確認することができました。

また、他にも「変化」を見つけて、しっかりと投資することに糸島および運用チームにどうぞご期待ください!