コモンズ30ファンドとザ・2020ビジョンを資産形成で活用する方法
2019年7月31日水曜日
コモンズ投信が運用するコモンズ30ファンドとザ・2020ビジョン。2つのファンドを上手に資産形成に取り入れる方法を今日はお伝えしようと思います。
コモンズ30ファンドは、30年目線で企業を選び、持続的な成長が見込める“強い”企業を選んで投資しています。
一方、ザ・2020ビジョンは5~10年の目線で“変化“する企業、”変化にチャレンジする企業“を選び、ダイナミックに運用します。
では、こうした運用方針の違いは、実際の値動きやパフォーマンスにどれくらい影響するのでしょうか。
次のグラフは、ザ・2020ビジョンが運用を開始した2013年12月27日を起点に、その後、2つのファンドと市場平均を表すTOPIX(配当込)の動きがどのように変化したかを比較したものです。
コモンズ30ファンドとザ・2020ビジョンが相対的にTOPIX(配当込)を上回っているのはもちろんのことですが、さらにそのブレ幅を見ると違いがあることに気づくでしょう。そしてそのブレはザ・2020ビジョンの方が少し大きくなっています。
これを数値で表すとこのようになります。
騰落率
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年率リターン(累積)
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リスク(標準偏差)
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コモンズ30ファンド
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47.2%
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8.4%
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15.1%
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ザ・2020ビジョン
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48.9%
|
9.4%
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19.0%
|
TOPIX配当込
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36.3%
|
6.9%
|
15.1%
|
騰落率・・・2013年12月27日から、2019年6月28日までの騰落率(この2地点を比べてどれだけ変化したのか)。
年率リターン(累積)・・・同期間の収益率(リターン)を累積ベースで示したもの。
リスク・・・同期間における、ファンドのブレ幅を示したもの。大きいほど、「リスクが大きい」となる。
つまり、同期間で2つの比較すると、コモンズ30ファンドの方がリターンが小さく、ブレも小さいことがわかります。逆に、ザ・2020ビジョンはリスクも少し大きいけれど、リターンも大きい、ということもできます。
これは実は、ファンドの特徴が表われた結果とも言えます。
コモンズ30ファンドは外部環境の変化に強く持続的な成長が見込まれる企業に投資をしており、例えば市場が大きく下がるような局面でも株価はしっかりすることが多いです。
一方、ザ・2020ビジョンでは変化に着目し、当面大きく成長が見込まれるような小型成長株にも多く投資をしますので、変化率は高いのですが、外部環境や市場環境の影響も受けやすいという傾向があります。
傾向としてはこのような違いが生まれますが、市場の平均と比べるとしっかりとリターンも出ていることから、ファンドのコンセプトに則ってしっかり企業を選ぶことができているといえるでしょう。
皆さま一人ひとりの資産形成にこの2つを取り入れる場合、こうした違いを理解して上手に活用することが可能になります。
市場の動きやファンドの動きには気をとられたくない、ブレもできるだけ小さい方がよいという方はコモンズ30ファドが向いているかもしれません。一方、社会の変化を捉え、機動的に運用するザ・2020ビジョンは変動も大きいですが、その分期待できるリターンも少し高くなります。
また、ザ・2020ビジョンは当日約定(買付/売却)のファンドのため、購入や売却を申し込んだその日の市場やファンドの動きがそのまま約定価額に反映されやすいという特徴もあります。
つみたての場合は、市場の変化を気にせず続けていただくことが前提にはなりますので、ファンドのコンセプトの違いにそれぞれ共感いただけるのであれば、2つとも積立していただけるとよいと思います。
そして、両ファンドを保有した場合、先ほどの数値は以下のように変化します。
両ファンド保有(両ファンドを同額保有した場合)
累積リターン
(年率) |
標準偏差
|
|
両ファンド保有
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8.9%
|
17.0%
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あくまで過去の実績に基づくものですが、参考にしてみてください。
最後に、コンセプトやパフォーマンスといった以外の違いについても言及しておきたいと思います。
それぞれのファンドが持つ寄付の仕組みの違いです。
コモンズ30ファンドの寄付のしくみSEEDCapは、ファンドを通じて社会課題に取組む社会起業家の方を応援しています。過去には、児童労働や、災害支援、産後ケア、森林保全、etc、、、と様々な課題を応援させていただきました。
そして、ザ・2020ビジョンの寄付のしくみコモンズPOINTは、障がい者スポーツを応援しています。少子高齢化がもっとも進む日本において、誰もが住みよく生きやすい社会作りを通じて社会的なダイバーシティへの理解が進むことを望んでいます。そこで障害者スポーツを応援することによってそうした社会作りのお手伝いをしたいと考えたのです。過去には視覚障害者柔道、そして今は日本知的障害者水泳連盟を応援しています。
皆さまからお預かりした資産から、私たちがいただく報酬部分の約1%を毎年寄付させていただいております。
ぜひ、こうした点も考慮に入れていただきながら、2つのファンドをお持ちいただけたら私たちも嬉しく思います。
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※コモンズ30ファンドのリスクと費用はこちら
http://www.commons30.jp/fund30/risk-cost.php
※ザ・2020ビジョンのリスクと費用はこちら
https://www.commons30.jp/fund2020/risk-cost.php
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※メール文中の投資パフォーマンスは、コモンズ30ファンド、ザ・2020ビジョンの過去一定期間における実績を示したものであり、将来の運用成果を予想、あるいは保証するものではありません。
【お客さま事例紹介】たなべさま(仮名)のコモンズストーリー
2019年7月30日火曜日
こんにちは。コモンズ投信で仕事をしていると、お客さまの人生の転機やチャレンジに立ち合わせていただく機会があります。
そんなお客さまの人生の一幕をご紹介する『コモンズストーリー』。
今回ご紹介するたなべさん(仮名女性30代)はコモンズでつみたてを始めて、なんと“幸せ”が増したそうですよ!
~たなべさん(仮名)のコモンズストーリー~
- たなべさんのコモンズストーリーを教えてください。
若いときにほんのちょっとだけ株式投資をやってみたのですが、まったくおもしろいと思えませんでした。
もともと当たるか当たらないかの宝くじ的なものや、負けるか勝つかのギャンブル的なものにまったく興味がなく(むしろきらい)、
プラスでもマイナスでもなんとなく心がざわつくし、楽しくなかったです。で、やめました。
20代~30代前半は、お金にはまったく無頓着でした。
その後は投資はせずに貯蓄だけ。
貯蓄も計画的にやっていたわけではなく、給料が振り込まれて生活費で使って、あまった分が口座に貯まっていただけです。
将来や老後はまだ遠すぎて、ぼんやりとしたイメージすらも持っておらず。
このままではいけないかな?と頭の片隅にはあったと思いますが、特に不安でもなかったです。
- コモンズ投信との出会いは?
2012年に渋澤さんの講演を聞いて「コモンズ投信」や「長期投資」と出会いました。
企業の成長を応援するという投資の本来の意義や、社会課題への取り組みに特に興味がわきました。
「ギャンブル」と「投資」の違いが明確になり、コモンズ投信と一緒に世の中の役に立ちたいと思ったのがはじまりです。
- ご自信の資産作りが最初の目的ではなかったのですね、今はどんな運用をしていますか?
はい、まだ自分の資産作りには興味は出てきませんでした(笑)
コモンズ30ファンドに毎月2万円ずつから始めたのですが、やっていくうちに積立にはストレスがない(というかほとんど忘れられる)ことがわかりました。
私がそんな態度でも、お金は自動的に貯まっていくし、たまに見るとしっかり殖やせていて、これはすばらしい、と増額しました。
その後、マイナンバーが始まる前に、追加でひふみ投信とセゾン投信の積立をはじめました。
2019年にこどもが生まれてネット証券でジュニアNISAをはじめました。
方々からいただいたお祝いとこども手当はジュニアNISA口座で積立で運用しています。
学資保険などはやってないです。
- 今、たなべさんのつみたての目的や目標はありますか?
「いつまでにいくら」という目標でやっているわけではなく、将来必ずくる「教育費が重い時期」と「長い老後」に今できる限り備えておこうという感じです。
早いうちに元本をふやしておいたほうが有利だと気づき、今はほとんど貯蓄はせずに運用にまわしています。
- これからはじめる方にメッセージをお願いします!
口座開設もつみたて申込も、手続きは面倒だけど一度やってしまえばあとは一切ノータッチ。
どんどん生活の一部として自分に馴染んでいくし、月々しっかり貯めてふやせているという安心感の中にいられるのは心地よいものだと実感しています。
”長期つみたて投資”と出会って私は明らかに幸せが増したと感じています。
- 幸せも増したのですか??
不安ではなかったけど何かしなきゃいけないような気がしていたモヤモヤが解消されたという「不の解消」と、足場がしっかりして安定した「安定の増加」。
あと、コモンズをはじめとする直販投信から発信されるメッセージが将来を希望あるものに見せてくれるので、「輝きの発見」ですね!
たなべようこさん(仮名、女性・東京都・30代)
たなべさんのように、お金に対する付き合い方はライフステージにあわせて変化するもの。
わたしたちもお客さまの一生に寄り添えるファンドをこれからも育てていきたいと思います。
気づいたらコモンズのやり方が業界のセンターに
おはようございます。渋澤健です。梅雨明けになった地域も多く、これから暑くなりそうですね!どうぞご自愛ください。さて、土曜日の日本経済新聞の朝刊の一面トップ記事に目が留まりました。
長期投資、つみたて投資が、全国紙朝刊のトップ記事扱いされるとは、コモンズ30ファンドを設定した10年前では考えられない、記念すべき瞬間だと感動しました。
その時、コモンズ投信は業界の端っこにいました。長期的な日本株式ファンドを立ち上げるなんて、それも、販売会社・運用会社の目先の収益にならない積み立て投資を中心に事業を展開することに、「偉いですねぇ」と業界から言われました。(決して、褒め言葉ではなかったと思いますw。)
でも、気がついたら時代の流れで、我々のスタンスが変わることはなかったのですが、業界がシフトしていて、自分たちのやり方は中心的な存在になっていました。まだまだ微力な存在ですが、王道をつらぬいたことで、市民権を得たということは確かだと思います。
それは、日本全国からの消費者(一般個人の長期投資家)が評価してくださり、求めてくださったからです。心より御礼を申し上げます!
ちょうど同じ日に、コモンズのメンバーと伊井と私が地方を巡回する「コモンズ10周年感謝の集い」を金沢で開催する予定になっていました。
ファンドの説明も入れていますが、運用報告会という位置付けではなく、コモンズ投信誕生の由来、これまでの取り組み、「わたしたちがこれから創りたい未来」について、参加者と一緒に考えるような対話の場です。
それぞれの「今日よりも、よい明日」の可視化、そして行動に繋げることのお手伝いができることは、最も大切な感謝の気持ちの表明です。
「感謝の集い」は5月に大阪から始まり、その場で「創りたい未来」へのキーワードをたくさん出していただきました。
そして6月に広島で、三つの最も大切なと思うキーワードを選出していただきました。「健康」「教育」「働き方」です。
このバトンを受けていただいた金沢。伊井と私のトークセッションの前半を経て、後半のワークで、この三つのキーワードを深掘りしました。
参加された皆さんのワークを通じて私が感じたことは、すべてが長期投資につながっているということです。
「健康」:日常の習慣が大切。コツコツと積み立てる長期投資のように。
「教育」:自分の知っている「枠」の外側から新たな視点を呼び込む、長期投資(INVEST)が自分の生活圏の「枠」の外側から様々な価値を呼び込むように。つまり、成長のためです。
「働き方」:「働かされている」のではなく、「働いている」ことが大事。つまり、自己実現や成長やつながりや感謝のため。(ご参考:前野隆司先生の「幸福論」)これは、まさに長期投資です!
ご遠方からかけつけてくださったコモンズのお仲間にも恵まれた金沢。どうもありがとうございました! バトンは9月15日に仙台へと渡される予定です。どうぞよろしくお願いいたします!
コモンズ君のつみたてデビュー物語<続編>~2000万、どうやって貯める?!~
コモンズ君のつみたてデビュー物語<続編>
~2000万、どうやって貯める?!~
コモンズ君
サラリーマン、30代。2児の父。犬一匹。
資産づくり初心者。2年ほど前につみたてを始めた。
ミホ福本
コモンズ投信マーケティング部。妙齢。
ミホ福本:そうですよね、最近お問い合わせも増えています。2000万円という数字が一人歩きしたことは残念ですが、これをきっかけに自身や家族の資産形成に目を向けてくださる方が増えたらいいなと思っています。
コモンズ君:なるほど。ただ実際のところ、2000万ってちょっとイメージできない金額なので、2年前からはじめた積立だけで足りるのか心配になってきました。
(※コモンズ君は2017年4月から積立をはじめました)
ミホ福本:そうですよね。コモンズ君は、お子さんの教育費を作りたいと、まずは月1万円(コモンズ30ファンド5,000円とザ・2020ビジョン5,000円)から積立を始めたんでしたね。
コモンズ君:はい、最近は慣れてきてあまり値動きを気にしなくなりました。始めて2年とちょっと。最初の1年半はずっとプラスが続いていましたが、昨年大きく下がった秋以降から、マイナスに。今もそれぞれのファンドで数千円のマイナスになっているという感じです。
※コモンズ君は2017年4月買付より毎月5000円ずつの積立をスタート。2019年6月買付分までで、コモンズ30ファンドが累計135,000円分の買付に対し、8,638円のマイナス(▲6.4%)、ザ・2020ビジョンは、累計135,000円分の買付に対し、3,421円のマイナス(▲2.6%)となっています。
ミホ福本:でもあまり気にされていないようですね。
コモンズ君:はい、今はまだ長い積立期間の最初のうちだと思っていますし、下がっているときほど口数が買えるということも実感するようになってきました。これからに期待しています。
ミホ福本:積立の効果や意義をきちんと理解していただいて嬉しいです。
コモンズ君:ただ、先ほども話したように、ではこのまま積立を続けて、本当に目標の金額に届くのか、というのはちょっと心配になってきました。
こどもが3歳のときから積立を始めたんですが、こどもが18歳つまり大学に入るまでに500万円は貯めたいな、と。
ミホ福本:なるほど、ちょうど大学の学費4年分くらいの金額を目標としたのですね。
コモンズ君:そうです。まずは経験と思って自分に無理のない範囲の金額で始めたのですが、月1万円の積立だと、単純計算でも15年で180万。それを500万にしたいというのはさすがに無理があることに気づきまして・・・
ミホ福本:確かにそうですね。もちろん、コモンズで運用している分だけではなく、貯蓄や児童手当(※)を活用しながらというのもありますが、もう少し具体的なシミュレーションをしてみるといいかもしれませんね。
コモンズ君:お願いします。
ミホ福本:図1のグラフは、コモンズ30ファンドの過去5年の実績のリターン(年率)をつかって、積み立てる年数に応じて、毎月いくら積み立てれば500万になるのかをシミュレーションしたものです。
(2019年6月末時点で、コモンズ30ファンド(分配金再投資基準価額)の5年年率リターンは7.4%となっています)
<図1>500万作るのに必要な毎月の積立額 |
ミホ福本:そうすると、これまでの実績で今後も運用できたとして、15年あれば、毎月1万5100円の積立をすれば、500万円に到達できるということになります。実際はすでに2年3ヶ月経過していますから、経過した部分については別に手当をしないといけないということになりますが。
コモンズ君:なるほど、毎月5,000円ほど足りないということですね。
ミホ福本:そうですね、でもあくまでシミュレーション上の話です。また、ザ・2020ビジョンの過去5年の年率リターンは6.3%とコモンズ30ファンドより下がりますから、この2つのファンドを利用する場合はもう少し金額を増やす必要があるかもしれません。
コモンズ君:そのように計算するのですね。わかりました、検討してみます。
ミホ福本:たとえば先ほどお伝えしたように、児童手当てを運用資金として活用する手もあります。
コモンズ君:そうですね、口座に入ってきてそのまま支出に回ってしまっていたりするので、そういうお金を活用するのはありですね!
ミホ福本:ぜひ検討してみてください。
コモンズ君:では、では!こどもの将来だけではなく、自分たちの老後も、話題になっている2000万円のように、目安の金額を設定して同じようにシミュレーションできますか?
ミホ福本:できますよ、2つのパターンをご紹介しますね。
ひとつは、先ほど同様、コモンズ30ファンドのリターンを活用して、2000万円用意するとして積み立てる年数ごとでみた、毎月の積立額のシミュレーションです<図2>。
<図2>2000万作るのに必要な毎月積立額 |
10年で2000万貯めようとすると、年率7.4%のリターンでも毎月の積立額は11万2100円も必要になります。20年なら、3万6200円、30年なら1万5000円です。
時間が強い味方になってくれることがわかりますね。
次に、毎月の積立金額を1万円、2万円、3万円として、10年、20年、30年という期間で2000万円にするには、どれくらいの利回りが必要なのか、というシミュレーションです。<図3><図4><図5>
<図3>2000万円を作るのに必要なリターン(毎月1万積立) |
ミホ福本:例えば<図3>のグラフの毎月1万円の場合は、30年の積立でも年率9.4%のリターンが必要になります。これは相当難しいですね。<図4>の毎月2万円で30年なら6%、<図5>の毎月3万円で30年なら3.8%とこのあたりはかなり現実的になってきます。
あくまでシミュレーションですが、こうして見ると、時間を味方につけるというのが何より大事なのがおわかりいただけると思います。
コモンズ君:確かに。あまり具体的なイメージを持ってはいませんでしたが、これを機会に「いつまでにいくら貯めたいか」ということを家族と相談しながら、逆算して、毎月いくら積み立てるのかを決める必要があることがわかりました。
ミホ福本:ただ貯めるだけでは難しいこともわかりますよね。毎月3万円30年、ただためるだけなら1080万円にしかなりません。でもこれを4%程度で運用できればほぼ倍になるわけですから。
自分で金額や利回りを変更しながらシミュレーションできるサイトもありますからぜひ活用してみてください。
コモンズ君:ありがとうございました。これからも地道に積立を続けていこうと思います。
こちらも併せてお読みください
コモンズ君のつみたてデビュー物語【上】 【中】 【下】
(※)児童の年齢や出生順に応じて受け取れる手当の金額は以下のとおり。
※ 「第3子以降」とは、高校卒業まで(18歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の養育しているお子さんのうち、3番目以降を指す。
※本文中のファンドの投資パフォーマンスは、過去一定期間における実績を示したものであり、将来の運用成果を予想、あるいは保証するものではありません。
※コモンズ30ファンドのリスクと費用についてはこちら
※ザ・2020ビジョンのリスクと費用についてはこちら
支給対象児童
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1人あたり月額
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0歳~3歳未満
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15,000円(一律)
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3歳~小学校修了前
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10,000円
(第3子以降は15,000円※) |
中学生
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10,000円(一律)
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所得制限世帯
|
5,000円
|
※本文中のファンドの投資パフォーマンスは、過去一定期間における実績を示したものであり、将来の運用成果を予想、あるいは保証するものではありません。
※コモンズ30ファンドのリスクと費用についてはこちら
※ザ・2020ビジョンのリスクと費用についてはこちら
東京2020カウントダウン!
コモンズ投信伊井です。2020年東京オリ・パラの開会式が7月24日。
そうです、いよいよあと1年です。
さて、年初から「ザ・2020ビジョン」のパフォーマンスが好調です。
年初から6月末までの半年で、TOPIX(東証一部株価指数)が+5.21%、日経平均株価が+6.30%の上昇であるのに対して、ザ・2020ビジョンは+18.62%の上昇になっています。
この市場平均を大きく上回る結果に、最近ではメディアからの取材も増えてきました。
当社は、こうした短期的なパフォーマンスに一喜一憂はしませんが、このパフォーマンスの良さは2020年を起点に日本が新しいステージに入る動きが既に始まっているのではないかと思っています。
ザ・2020ビジョンは、日本の新しい国づくりに向け“変化しはじめた企業”、“変化にチャレンジする企業”を中心に中長期的な視点で厳選し、ダイナミックな運用を行うとの運用方針を掲げて2013年12月に誕生しました。
前回、日本を大きく変えた国づくりは、戦後の高度成長期でした。
戦後の焼け野原から、世界第2位の経済大国まで駆け上がる日本は、世界から東洋の奇跡とさえ言われました。
丁度、その時期をシンボリックに表すイベントが1964年の東京五輪、1970年の大阪万博でした。
この時期に文化人と活躍されたのが岡本太郎さん、コシノジュンコさん、丹下健三さん、また、企業経営者では盛田さんがソニーの社長に就任したのが1971年、稲盛さんの京セラが上場したのが1971年、永守さんが日本電産を起業されたのが1973年です。
文化人も企業経営者も大きなイベントに心躍り、パッションが高まっていたのでしょう。
そして、いよいよ来年、歴史の韻を踏むように、2020年東京オリ・パラ、2025年大阪・関西万博、2027年リニア新幹線開業へと続いていきます。
もちろん、モノの豊かさを実現した高度経済社会の実現とは違い、ココロの豊かさを高齢化社会の中で実現していく新しい国づくりになるのではないかと思っています。
高齢者も外国人もロボットも快適に活動する共生社会の実現、SDGsの先進国としてサスティナビリティをリードする国を目指していくのではないでしょうか。
私が日ごろお会いする文化人も企業経営者も、密かにこうした方向性にパッションが高まっていることを実感しています。
新しい時代をけん引するであろう投資先企業を、そして寄付先となる障がい者スポーツ団体をザ・2020ビジョンを通じて、皆さんとともに応援していきたいと考えています。
これからのザ・2020ビジョン、目が離せませんよ!
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■\\ザ・2020ビジョンをつみたてよう!//
夏の恒例、つみたてキャンペーン実施中(キャンペーン期間:~8/31)
○口座開設と同時につみたてプランのお申込 または
○つみたて新規/再開、つみたて増額、つみたてするファンドの追加
条件を満たした方でキャンペーン応募者全員に「500円分の図書カード」をプレゼント!
詳細: https://www.commons30.jp/pdf/tsumitate19.pdf
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■ザ・2020ビジョンのセミナーも開催!
変化はチャンス!ザ・2020ビジョンの長期投資入門
8月13日(火) 18:30~20:00
https://www.commons30.jp/seminars/detail/864
8月14日(水) 15:30~17:00
https://www.commons30.jp/seminars/detail/865
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企業の価値創造とSDGs
おはようございます。渋澤健です。先週は、久しぶりにニューヨークを訪れ、国連のふもとにあるThe Japan Societyで日本経済新聞社と日経BPが共催した「日経SDGsフォーラムin NY」にパネリストとして登壇する機会をいただきました。
「SDGs」という言葉を聞き慣れていない方々が多いと思いますが、近年、日本では地方も含め認知度、関心度が高まっています。時々、丸い虹のピンをスーツに身に付けているサラリーマンとすれ違いませんか?
SDGs(Sustainable Development Goals-持続可能な開発目標)は2015年に国連の総会において満場一致で採択された人類の共通目標です。「誰一人取り残さない」世界を2030年まで築くという壮大な計画がSDGsです。17のゴール(目標)と169のターゲットが示されています。
なぜ、企業がSDGsに取り組むべきか。それは、「善意」に留まることなく、「誰一人取り残さない」目標によって新たな需要を発掘し、それが企業の新たな価値創造へとつながることに期待するからです。
これに重要な視点として、現在の事業の延長として「できる」ということに加えて、遠い目標でありながらも、「やりたい」というところからバックキャスティング(逆算)することがあります。「できる」ことの積み重ねと「やりたい」というところからのバックキャスティングが合うところに、新たな価値の創造が生じます。
SDGsのような地球的課題の解決には、現世代のパイ(資金)の再配分だけではなく、未来世代を含むパイの拡大(投資)を促すことが不可欠です。一人ひとりの自己実現と成長が期待できる、そんな世界を共に創りたいですよね。そこに企業がSDGsに取り組む意義があると思っています。
長期投資を継続するのはHAPPYになるため
おはようございます。渋澤健です。三連休はいかがお過ごしですか?2013年8月に、「愛と資本主義」というセミナーを六本木ヒルズアカデミーヒルズ・美術館で開催しました。ここで、「恋」と「愛」の違いが判明し、「今日よりも良い明日」を見つめている長期投資とつながっている気づきがありました。
そして、二年後の2015年2月には「美と資本主義」というセミナー・ツアーを瀬戸内の直島・犬島で、
そして、2016年10月に「美と資本主義セミナー」セミナー・ツアーを再び瀬戸内の豊島・女木島、男木島で開催しました。
「美」は価値観ですから、これも長期投資につながります。
次のシリーズは「幸と資本主義」をやりたいなとずっと思っていました。ちょっと間が空いてしまったので、そろそろ企画したいですねw。
やはり、長期投資をコツコツと継続する理由は、HAPPYになりたいため。「愛」も「美」もHAPPYになりたいため。「誰一人取り残さない」17の目標を掲げているSDGsも、世の中のみんながHAPPYになるため。人生もHAPPYで送りたい。HAPPYならば未来を信じる力を持ってるはず。つながりますね。
社会変化と未来の自分
2019年7月8日月曜日
おはようございます。渋澤健です。関東は梅雨っぽい週末になりましたが、各地の週末はいかがでしたでしょうか。
さて、日曜日の朝から雨の中で20代~30代の若手がで出向てくれて、みらい研究所というコワーキングスペースで、これからの社会変化において未来の自分を描くというセミナーを開催しました。
私からは、「2020年から日本は新しい時代が始まる」と持論をご紹介し、日本の人口ピラミッドから、今までの10~20年と比べて、これからの10∼20年の社会変化のスピードが著しく高まるという未来像を提案しました。過去の成功体験を持っている世代から(経済成長という)成功体験を持っていない(だからこそ、新たな成功体験をつくれる)世代へと交代が早いピッチで進むのです。
日本の「見える未来」は圧倒的な高齢化少子化社会です。でも、高齢化少子化とは国境の内側の話です。
デジタルネイティブである若手世代はインターネットが常時つながっていることが当たり前の世代です。インターネットには国境がありません。言語もテクノロジーによってコミュニケーションの障壁はどんどんと低くなるでしょう。課題は、若手にスイッチが入るかです。
日本で暮らしながらも、自分は世界とつながっていて、世界から様々な成長や気づきを取り込むことができるという意識のスイッチです。自分自身のコンフォートゾーン(安全地帯)だけに留まることなく、その「枠」の外から色々な視点や気づきを取り込むことで、新たな価値を創造するというスイッチです。
このスイッチが入るか入らないかは「見えない未来」です。日本の若手が「見える未来」に留まるか、「見えない未来」を信じてチャレンジするかによって、2020年以降に日本の繁栄の時代の有無が決まります。
そして、社会変化と未来の自分を実現させるために、やはり大切のは笑顔ですね。(前野隆司先生の「幸福の因子」からお借りすれば)「自己実現と成長」には笑顔があります。「つながりと感謝」には笑顔があります。「前向きと楽観」には笑顔があります。「独立とマイペース」には笑顔があります。笑顔の若手がもっともっと日本社会で増えれば、「今日よりも、よい明日」は必ず実現します。
企画・運営してくださった今村桃子さん! グッジョブ! 感謝です!
ピギーちゃんの4分法~オリジナル貯金箱を作ろう~
2019年6月30日(日)こどもトラストセミナーお金の教室「ピギーちゃんの4分法~オリジナル貯金箱を作ろう~」をウィズダムアカデミー田園調布自由が丘校で開催しました。元は外国の方が住んでいた素敵な広~いおうちに15名の小学生が集まりました。
(親御さんは1階でPIECESのワークショップに参加しています)
まずはピギーちゃんの貯金箱を紹介しながら、おかねの4つの勉強をします。
どうやったらおかねがふえるの? |
おかねには4つの使い方があります |
つかう、今欲しいものを買うこと。本当に欲しいかよく考える。
ためる、今欲しいものを少し我慢してもっと欲しいものを手に入れる。
ふやす、将来のためのおかね。今使わないお金は「成長するもの」にかえておいてふやす。
きふする、自分の代わりにお金に手伝いに行ってもらう。
~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~
勉強の時間の次は、オリジナル貯金箱作り。
工作が大好きなこどもたち。作業に取り掛かると時間があっという間に過ぎました。
今回作った貯金箱は、4つの箱を組み合わせたもので、それぞれお金の投入口がついています。
●(犬が好きで犬に寄付したい子が作った)犬のかたちの貯金箱
●(ピギーちゃんの貯金箱が欲しいのでそのためのおかねを貯める)キンピカの貯金箱
●(パティシエになるためのおかねを貯める)お花の飾りがかわいい貯金箱
そのほか、様々な色&形の貯金箱ができあがりました。
お家に帰ってからも、貯金箱を眺めながら、
おかねをどんなふうに使おうか親子で話してみてほしいと思います。
最後はみんなで記念撮影! |
ここが大事!長期的なつみたて投資の運用損益の目標
おはようございます。渋澤健です。金融庁から広報を促されている「共通KPI」に加え、コモンズ投信が大事にしている長期的なつみたて投資の独自指標を発表しましたので、是非、ご覧ください。
【ポイント①】 つみたて口座の比率が高い
これは、コモンズ投信を創業し、10年前のファンド設定来からずっと提唱してきた「つみたて投資」のメッセージがコモンズのお仲間(受益者)に届いているということを示している大事な指標です。長期的な資産形成の成果をお届けするために、最も重要な指標と言っても過言ではなく、どのような市場環境でも常に高い水準を保つことに務めて参ります。
【ポイント②】運用損益の「共通KPI」はブレる。
去年の9月に発表された(昨年3月末時点)の「共通KPI」でコモンズ投信が97.7%であったことは新聞報道などで取り上げられ、うれしい出来事でした。ただ、下記の図でおわかりように、この「共通KPI」はブレるのです。かなり。
97.7%よりも高い時もあれば、今年の3月末のように、低いときもあります。
この「共通KPI」が高くなる理由は、ファンド数が厳選されていること。大手のように(販売促進のために)たくさんのラインアップを用意すればするほど不利になる「共通KPI」です。また、厳選されたファンドが設定来の史上高値圏に推移していれば、当然ながら、この「共通KPI」は100%へと近づきます。
でも、ファンドが常に高値圏に推移していることは現実的ではありません。だから、実は、この「共通KPI」だけで良し悪しを判断することはお勧めできません。
【ポイント③】ここが大事!長期的なつみたて投資の運用損益
ファンドは常に高値圏に推移している訳ではない。だからこそ、つみたて投資の効果が活きてくるのです! 定期・定額でファンドを購入するのがつみたて投資ではファンドの時価総額(価格)が下がる局面は、むしろ長期的なスタンスでは好機です。だって、同じ金額でもっと口数(個数)が買えるからです。
コモンズ投信が運用するファンドに5年間以上、つみたて投資を実施していたら、、、その結果が下記になります。ほぼ全員のお仲間が利益になっています。
このグラフの損益にはつみたてを5年以上継続している人が株式市場などのタイミングを狙うスポット(一括購入)した分も含まれています。
もちろん、このつみたて投資の成果は過去の実績であり、これからのコモンズ投信の運用を保証するものではありません。けれども、長期的にコツコツとコモンズ投信でつみたて投資を実施すること、そして、大事なのは、既に初めている人が継続することのメリットのご参考としていただければうれしいです。
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