徹底探求シリーズ①『コモンズ30ファンドで最初から投資されている銘柄は?』

こんにちわ。マーケティング部の福本です。

このブログでも大人気(!)の徹底解剖シリーズ。に続け!とコバンザメ戦法で第2弾を考えました。その名も『徹底探求シリーズ』この探求シリーズでは、当社の「コモンズ30ファンド」や「ザ・2020ビジョン」についていろんな角度から楽しく探求していこう、という試みです。

第1回の今日のテーマは、『コモンズ30ファンドの組入れ銘柄で最初から投資されている銘柄』です。

実は、お客様からいただくファンドに関する質問でよくあるものが「コモンズ30ファンドの特徴として”30年”というキーワードがあるけど、それは一度投資したら30年間保有し続けるという意味なんですか?」というものです。

この”30年”というキーワードの意味は、「30年という世代間を越える目線で企業を調査する」という意味だったり、「30年後も進化を続けていられるであろう」と考える銘柄に投資をする、という意味なのですが、どうしても”長期投資”というキーワードや”30年”という言葉から、”30年間保有し続ける”という意味だと捉えられてしまうこともあるのです。

もちろん、結果として30年保有し続ける銘柄が出てくるかもしれません。それはむしろ願うところなのでしょうが、あくまで、「30年の目線で企業を調査」というところにポイントがある、ということをぜひおさえていただきたいと思います。

では、ということで、2009年の運用開始以来、6年が経過した今、結果として運用開始以来投資されている銘柄はあるのでしょうか?そして、あるとしたら何銘柄だと思いますか?
(ここでは、全銘柄開示をさせていただくのが1・7月末(半年遅れ)なので、2015年1月末時点での銘柄とさせていただきます)。

答えは、

6

銘柄は

エーザイ 、クボタ、コマツ、資生堂、ダイキン、三菱商事

です!

いかがでしょう?意外に少ない?多い?
実は、運用がスタートした時点では、投資先企業は11社からのスタートでした。30銘柄が揃ったのは2009年10月。この時点から今まで投資されている銘柄は14銘柄あります。
結果として16銘柄、平均すると1年で3銘柄程度が入れ替わったことになります。

また、これら投資先企業さんには、周年イベントや30塾などを通じて「対話」の機会も作ってくださっていただいており、9月には、30塾でダイキンさんに「女性の活躍」というテーマでお話も頂く予定です。
こうした互いに企業価値を高める取組を長期に亘って行っていくことも、コモンズの使命だと思っています。

では、今日の最後は、運用開始以来、初めて発行された「コモンズレター」の伊井の挨拶文で締めさせて頂きます!

この徹底探求シリーズへのお題の要望も大募集しております!どうぞよろしくお願いします!!


コモンズレター2009年3月号より


「ようこそコモンズ投信へ」
コモンズ30 ファンドは、1 月19 日より運用を開始いたしました。沢山の方々から応援をいただき、心から感謝申し上げます。さて、30 年目線での運用というと驚かれた方も多いことと思います。これは、30年後の株価を当てることでも、30 年間保有することを条件に投資をすることでもありません。
私たちは、積極的な調査活動により、30 年後も日本をけん引していく企業を見つけ投資をしていきます。
財務データも企業の長期的な背景を把握するために活用し、更に、環境の変化が激しい時代を生き抜くために必要な人材、企業文化などを理解することで「企業の競争力の源泉」や「企業の底力」を見極めていきます。どうぞ末永くお付き合いくださいますようお願い申し上げます。
コモンズ投信 代表取締役社長 伊井哲朗