「強い」会社って何でしょう
2015年8月28日金曜日
渋澤健です。「強い」会社って何でしょう。
「強い」という形容詞は日常的に良く使われる言葉ですが、その言葉を
使う人、聞く人にとって意味が必ずしも一致していないので要注意です。
最悪な場合、「話が違うじゃないか」というミスコミュニケーションへ
つながることもあります。
では、コモンズ投信が考える「強い」会社とは何か。株価が下がらない
会社でしょうか。
答えは、ノーです。先週の金曜日からの値動きを見れば、それは明らか
です。
コモンズが考える「強い」会社とは目先の株価動向では判断できません。
一方、環境がいかに変化しようと、じっくりと持続的な成長が期待でき
る会社。これが「強い」会社です。持続的な成長が可能ということは、
目先の事業業績に留まらず、社会的な価値を創造している会社です。
このような「強い」会社には当然ながら価値があります。
その価値を創造するために日々尽力している経営者・従業員がいます。
彼らが取り組んでいる価値創造は1~2週間前と今日では何か違う
のでしょうか。
ほとんど、何も変わっていません。ただ、その期間において株価はかな
り変わりました。
ちょっと、整理してみましょう。持続的な成長に取り組む価値創造がほ
とんど変わっていない。でも、短期間で株価がかなり下がっている。こ
れをどう判断すべきでしょうか。
コモンズ投信が考える「強い」会社とは、今回のように株価が下がった
ときに買いが入る会社です。
とてもうれしいことに、コモンズ投信に長期投資を託してくださる多く
の「お仲間」から我々が思う「強い」会社に理解を示していただいてい
ます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
「今日よりも、よい明日」のために。