一番コモンズ30ファンドで誤解されやすいところ

おはようございます、渋澤です。ネットマネーの最新号の付録冊子に草食投資隊が登場しています! どちらかというと短期志向というイメージがある投資情報誌ですが、今回はじっくりと「長期投資」をテーマにしていただきありがたいです。朋友のセゾン投信の中野さんレオス・キャピタル・ワークスの藤野さんと一緒に面談を受けましたが、同じ「草食系」であるけれども、それぞれの「流」の違いも示していただいた特集です。





フェイスブックで長年、コモンズを支えてくださるお仲間から「30年後の将来を‟当てる”ではなく‟つくる”という気持ちでというのはよい表現ですね。ここが一番コモンズ30ファンドで誤解されやすいところだと思います。」という、とてもありがたいご指摘をいただきました。

まさに! ある意味で自分の思い込みが産んだファンドなので、自分の思い込みに留まっていて、意味をきちんと伝達する意識や力が足りなかった側面が多々あると反省しています。

30年後を正確に当てることは不可能です。3日間後でも難しいですから。

でも、一日一日の重なりで、30年後の未来が確実にコツコツと形成されていくことは間違いありません。

その未来が、良き未来になることを一人の力ではどうにもなりません。でも、良き未来をつくりたいという想いに共感する人々が集まれば集まるほど、その日が訪れる可能性が高まると信じています。

そんな資産運用会社があったら良いな、と思って仲間たちとコモンズ投信を設立しました。

全ての人にわかってくれるはずありません。それでも、良いんです。「30年」という一世代を象徴する長い年月をかけて、じっくりと未来を育てることに共感してくださる有志は存在していることも確かですから。存在していなかったら、今のコモンズ投信も存在していません。

コモンズ投信が存在しているということは、共感してくれる有志が存在している。また、コモンズ投信の存在を知って、我々が目指す長期投資をきちんとお伝えできれば、共感してくれる方々が全国に散らばっていると思います。

ただ、そのリーチが足りなく、また、メッセージの本質を簡潔に伝えられていない。これが、コモンズが抱えている課題です。

ただ、課題があるということは、そこには価値創造の機会があるということです。

30年後が訪れたら、当然ながら、その先の30年後も存在しています。だから、「30年投資」は到着点なきの長期投資です。常に、次世代のため、自分の未来のために、コツコツと投資を進めることによって、そこに気づきや学びとの出会いが次の気づきや学びの出会いへとつながる、気持ちを共感する友との出会いが次の友との出会いへとつながる、そして、何より、そこには尽きない笑顔とポジシティブ思考がある。そうすれば、必ず、次の笑顔とポジティブ思考へとつながりますから。

コモンズ30ファンド流の長期投資とは、つながりを叶える投資。そんな事が、すぐにわかるファンドへと育てたいです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします!