そんな当たり前のことを世界の子供たちに

おはようございます。渋澤健です。

昨日、2014年ノーベル平和賞受賞者のカイラシュ・サティヤルティさんの来日を歓迎するチャリティ・パーティに参列し、乾杯の音頭を取らせていただきました。主催者は、コモンズSEEDCapの応援先の第一号である、世界の子どもを児童労働から守るNGO ACEの代表の岩附由香さんです。






2010年10月に開催した第2回コモンズ社会起業家フォーラムでスピーカーとして登壇した岩附さんのショート・スピーチをこちらでご覧ください。




遊ぶ、学ぶ、笑う。

そんな当たり前のことを世界の子供たちに。

この当たり前のことが当たり前の世の中の変革を日本から起こそうとするACEを岩附さんが設立したきかっけをつくったのが、岩附さんが学生のときに知り合ったカイラッシュさんのご活動でした。

カイラッシュさんのノーベル平和賞の受賞スピーチがACEのサイトに掲載されていますので、ぜひ、お読みください。(ハンカチーフのご用意もお勧めします)


There is no greater violence than to deny the dreams of our children.

The single aim of my life is that every child is:
free to be a child,
free to grow and develop,
free to eat, sleep, see daylight,
free to laugh and cry,
free to play,
free to learn, free to go to school, and above all,
free to dream.

大人も、夢を見ても良いと思います。「大きな」「人」と漢字で書きますから、それも大きな夢を。

「今日よりも、よい明日」を後世に残すことを。そして、その夢の実現に近づくために、今日から、ちょっと気づいて、ちょっぴりでも良いから行動すること。

そうすると、色々なご縁がつながります。

コモンズ投信を設立して、コモンズ社会起業家フォーラムを始めて、コモンズSEEDCapを通じて岩附さんと知り合い、関係が深まったご縁のおかげで、今日、生まれて初めて、ノーベル平和賞受賞者と握手することができて、深く感動を受けることができました。

また、このような善いご縁がコモンズの「お仲間」へにも広まれば、また、そこから更なるご縁がつながる。そして、いずれ「今日よりも、よい明日」が訪れる。そんな夢を見てます。

カイラシュさんの温厚の笑顔は本当に素晴らしいです。初対面でも、すぐに人を引き寄せる力を持っていらしゃって、2時間の間、10回以上は握手しました(笑)。ノーベル平和賞受賞者と握手する機会は人生にあまりないですからね。

命をかけて今まで85000人のほどの子どもたちを児童労働から救った活動の抵抗勢力も凄まじく、お身体には無数の傷跡が残っていらっしゃるようです。それだけに、カイラッシュさんの笑顔は本心から湧き出てくるホンモノ。そう感じました。

ご縁がつながることとホンモノの笑顔によって夢は実現する。

そんな当たり前のことに気づかされた、素晴らしいパーティでした。