ワクワク! 資生堂のS/PARK

おはようございます。渋澤健です。

4月13日に一般公開した資生堂の国内研究施設であるグローバルイノベーションセンター S/PARKの数日前のオープニングセレモニーに参列しました。資生堂は、コモンズ30ファンドが設定された10年前から投資を続けている会社であり、コモンズとの「対話」にいつも積極的に応じてくださる会社です。(このセレモニーにご招待された運用会社は二社だけでしたが、その一社が世界最大の運用会社。そして、コモンズ投信。ちょっとうれしかったですw。)


施設に入ってすぐに目を奪うのは、このカラフルな「壁」。実は超大型スクリーンです。すごく鮮明で、コンテンツの動きがカラフルでダイナミック。でも、目が疲れません。(It's A Sonyです)

また、大スクリーンの左側に見えるのはCafe。健康志向のメニューが色々と用意されています。とても、良い感じ。


同じメインホールにはガラス張りのラボが設けられています。実は、Beauty Barの一角であり(予約制で)自分の肌など個性に合った自分化粧品のマイコスメをつくってくれます。



また、カップルで二室に分かれているブースに入り、向かい合いながら、相手の顔が老いてくこと、あるいは、若かった頃のBeyond Timeを表現してくれます。化粧品とエイジングについて色々な思考が湧いてきそうで面白いですね。


メインホールから二階へ上がると、そこには体験型ミュージアムがあり、自分の好みの香りなどミックスするなど色々な実験ができます。

また、一般公開はされない実際のラボも視察させていただきましたが、個室などが設けられないオープンな職場を意識していることがわかります。ラボの中に、マンション部屋を再現していて、そこで、生活感を意識しながら商品開発に務めるという取り組みも面白かったです。

外国人研究者も多く、ダイバーシティに富んでいると感じました。そして、みんな楽しそうに仕事をしている。私たちの視察班のツアーガイドはサン・スクリーンの研究者でした。

クリエイティビティが創発しやすいように設計されている空間で、こんなところで働いてみたい!と思いました。w

コモンズ30ファンド資生堂に投資した理由は、同社のブランド競争力だけでなく、実は先端技術の研究という「見えない価値」に評価、期待していた側面もあります。その先端技術がラボに引きこもることだけでなく、社会と接点を持つ空間を美のセンスで融合されていることに、さすが資生堂と感銘を受けました。

ここから、色んなクリエイティブな創発に価値創造が実現できるとワクワク感が高まりました!魚谷社長、よろしくお願いいたします!