【寄付月間公式認定企画】こどもトラストセミナー「寄付の教室」開催しました!
毎年恒例となってきましたコモンズこどもトラストセミナー寄付の教室&クリスマスパーティー。
今年は、寄付月間で出逢った寄付の妖精 ふじぽんが こどもたちの応援に来てくれました!
こどもたちは初めての会場に、初めてのお友達、そしてほとんどの子がこどもトラストセミナー参加が初めてと、初めてだらけでしたので、ふじぽんがお出迎えしてくれてとっても助かりました!
こどもたちのどきどきした表情が一気に明るくなって、リラックスモードに!
さ、早速こどもトラストセミナー「寄付の教室」スタートです。
「お金ってどんなことに使ったことがある?」
こどもたちから「ためる」「つかう」とぱらぱらと答えが返ってきますが、「寄付する」と答えた子は1人、2人くらいでした。「投資する」「増やす」はほとんどいませんでした。
お金って毎日接ししているものですが、もしかしたら改めて考えてみることは少ないかもしれません。親子で話し合うことも少ないかもしれません。
「自分なりのお金とのつきあい方」ってなんだろう。
「今日は、『寄付』というものを通して、みんなといっしょにお金とのつきあい方を考えてみるよ」
さて、「捨てられた犬や猫が殺されてしまっている、ってことを知っている人はいるかしら?」
突然そんな悲しいお話をされて、一瞬のうちにこどもたちは息をのむような、ことばを失うような表情に。
「え、そんなことあるわけない」
「そんなことはだめだよ」
「そうだね、大切な命、守りたいよね。」
「じゃ、みんなにお願いがあるの、今日から30匹、おうちで飼ってくれないかしら」
こどもたちは困ってしまいます。
それはちょっといくらなんでもできなさそう。。。
「ではね、飼い主さんを探してきてくれないかしら」
「餌だけでも50匹分集めてきてくれないかな?でも毎日必要なの。。。」
こどもたちはじぶんたちにはできないと頭を横に振ります。
「じゃ、仕方がないね。。犬や猫が殺されてしまうのをあきらめるしかないかしら」
こどもたちはその答えもいやだと頭を横に振ります。
「実はね、よかったよね。みんなが学校に行ったり、お父さんお母さんがお仕事に行ったり、自分たちが今一生懸命やらなければいけないことをがんばっている間に、みんなに代わって、行き場のなくなったわんちゃんやねこちゃんのお世話をしてくれている人たちがいるの。
でもどうかしら、わんちゃんたちのエサ代とかどうするのかしら。
何かを売ったりするお仕事ではないから、その人たちはお給料とかをどうやってもらっているのかしら。。。」
「実はそこで『寄付』が役立つの。」
『寄付』は、だれかが自分に代わって、自分が本当は放っておきたくない悲しいことに、またずっと守っていきたいとおもっていることのために、飛んでいってがんばってくれる活動に使えるお金のこと。
ひとりひとりの力が小さくても、みんなが集まれば大きな力にもなるもの。
そこで今回の「寄付の教室」でも、寄付先を選ぶ練習をしてみます。
こどもたちに社会課題に取り組んでいる3団体を紹介して、自分自身の考えで寄付先を選んで発表してもらいます。
なぜここで「自分なりの理由」も一緒に発表するのが大切なのか。
それは、自分なりの理由がしっかりわかっていると、応援し続ける力が湧いてくるからです。寄付した後もその団体の活動がどうなっているのか気になりますし、またもし団体に元気がなくなってしまっても、その団体がこどもたちが選んだ理由を大事に活動し続けくれていたら、応援し続けようと思えるからです。
今回ご紹介したのは、
聴導犬、盲導犬、介助犬の存在を社会に広く知ってもらうための活動をしている日本介助犬情報センター。
長期入院で闘病生活にあるこどもたちのもとにピエロが訪問。こどもたちに笑顔を届ける活動をしている日本クリニクラウン協会。
日本の森を元気に、世界の森を元気に、そして都市と森を繋ぐ活動を続けるmore trees。
こどもたちはどんな理由で、どの団体を選んだでしょう。
こどもたちは実際にお金を手にして、自分の考えで使えるとしたら、どんな風にわけて使うでしょうか。
それはどんな考えで。
発表の様子と、こどもトラストセミナーの後に開催したクリスマス会の様子はまた次回に!
どうぞお楽しみに。
こどもトラストセミナー
寄付の教室担当 馬越
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