こつこつ♪つみたてコラム「投資と資産形成って違うの?」

人口減少時代の資産形成
教育資金の賢い貯め方 おカネを殖やす!
老後のための資産づくり

少子高齢化や人口減により、高成長が見込めない日本。
ゼロ金利時代が長く続き、今後も預金の利息は当てにできない時代。

「資産形成」「資産づくり」という言葉が盛んに唱えられるようになってきました。
(ちなみに冒頭のコピーは某経済雑誌の過去タイトルです)

自助努力による資産形成を、国を挙げて推進するための制度として、少額投資非課税制度(NISA)、2017年から個人型確定拠出年金制度(iDeCo)がスタートしており、来年(2018年)からは「つみたてNISA」がスタート。投資に対する税の優遇制度が次々に施行されています。

「つみたてNISA」は国がお墨付きを与えた一部のETFと投資信託のみがその制度の対象となり利用できるところに特長があります。つまり「資産形成(資産づくり)」の担い手として投資信託はとても重要な役割を担っているわけです。

時代も制度も「個人の資産形成(資産づくり)」を推奨している、ということでさぞかし投資の世界は新しい参加者がたくさん増えて賑わってきただろうと思いきや、、、実はまだそうでもありません。

投資信託といえば株や債券で運用される"投資商品”。変動があり、元本の保証はありません。要は「投資」です資本を投じて、利益を得るために行う行為です。

そう聞けば、
「大切なお金をそんな不安定なものに預けることはできないわ」
「投資なんてお金に余裕がある人がするものだから、私とは無縁」となる人が大半。

↑これが、大きな誤解です!というのが今回のお話です。

確かに、投資とは、安く買って高く売ることにより利益を得ることです。利益を得るには、見通しやタイミングなどがとても重要になってきます。投資の目的はとにかく「殖やす」ことです。

一方、資産形成とは、「貯めながら殖やす」ことです。
将来の自分・家族のために、計画的にしっかり「貯め」ながらその資産を「育て・殖やす」ことです。
そして、資産形成には、定期的に拠出したお金を成長するものに投じて、その成長の果実を時間をかけながら得ていく方法が適しています。
これを可能にするのが「つみたて投資」なのです。

「預金のつみたて」というのは経験があるのではないでしょうか。
また、既にそれはやっている、という人も多いでしょう。

定期的に拠出したお金をつみたてるこの仕組みは、時間が最大の味方になり、計画的な資産形成を可能にします
これを、投資に活用したのが「つみたて投資」であり、それによって行うのが「資産形成(資産づくり)」です。

もちろん、変動があるものを利用したつみたてですので、預金のように一定ずつ増えていくわけではありません。そういった意味では"リスク(変動すること)”があるのは事実です。
ただ、「つみたて投資」には価格が安いときにはたくさんの量を、価格が高いときには少ない量を買うことができる効果があるので、長期的に見るとしっかりと資産を作っていけるケースが多いのです。この理由については、次回以降にしっかり説明させていただきます!

まずは、「投資」と「資産形成」を分けて考えられるようになっていただけたでしょうか?

「資産形成(資産づくり)」は自分自身や家族の安定した生活や夢を実現し、より豊かなものにするために行うもので、誰にでも必要なもの。
その第一歩をコモンズ投信と共に踏み出していただけたら幸いです。

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