コモンズ君のつみたてデビュー物語<その後> ~コロナショックを乗り越える・下~
2020年4月19日日曜日
コモンズ君のつみたてデビュー物語<その後>
~コロナショックを乗り越える・下~
コモンズ君
サラリーマン、30代。2児の父。犬一匹。
資産づくり初心者。2017年からつみたてを始めた。
ミホ福本
コモンズ投信マーケティング部。妙齢。
そして、10年前のリーマンショック時の経験に話は移ります・・・
ミホ福本:前回は、少し先の未来をみて積み立て投資は続けてもらいたい、という話をしましたが、実際にそれに効果がなければ意味がありませんよね。
コモンズ君:そうですね、、そういう実例があればぜひ聞きたいです!
ミホ福本:まさに今回のショックと比較されることが多くなったリーマンショックの時も、マーケットは崖を降りるような下落を経験しました。その時のことをちょっと振り返りますね。
あの時も、日経平均株価は半年余りで約3割も下がりました(今回、20年1月の高値から20年3月の安値までも約3割下落しています)。
そこで、発生直前の08年8月から積み立てを始め、下落前の水準に戻った13年3月まで毎月1万円を積み立てを継続した場合のシミュレーションを行ってみました。
結果は、、資産は実に約3割も増えていました。
一括で購入していたら、元に戻るだけだったものが、です。
※毎月月末に日経平均株価に1万円を投じた場合のシミュレーションデータ |
コモンズ君:ええ、すごい。あ、でもそうかあ。下がっているときほど、"たくさんの量が買える"、というのが積み立ての良さでしたもんね。
ミホ福本:そうですそうです。
一括購入だったら、約4年半かけてようやく戻った、となるところが。
コモンズ君:そういうことですね。
ミホ福本:あと、見落としがちなのは、グレーの線(つみたての累計額)とオレンジの線(評価額:実際の資産額)の”差”です。つみたては少しずつ投資額が増えていくこともあって、最初のころ、ガクッと日経平均株価が下がったタイミングでも、そこまでオレンジの線、つまり実際の資産額が減っていないのがわかります。この間、投資額に対して最もマイナスになったタイミングは、スタートして3か月目のマイナス19%なんですが、はじめてから3か月ということは、投資額も3万円なので、実際の金額にしたら、▲5800円なんです。率にしたらびっくりするけど、金額にしたら、1.5回分の飲み会代(苦笑)くらいじゃないでしょうか。
コモンズ君:うーん、そうやって考えることもできるんですね。
ミホ福本:そうなんですよ。で、13年3月には+29%となるわけですが、この時はそれなりに投資額も膨らんできたので、投資額56万円に対しての資産額は72万円にまで大きくなっています。
コモンズ君:わー、すごい!
ミホ福本:ですよね。さらに、、、実はこのころから、今まで続けていたらどうなっていたと思います??また今大きく下がってしまいましたけど。。
コモンズ君:うーん、想像がつかないなあ。。さすがにマイナスってことはなさそうだけど、、
ミホ福本:はい、全然マイナスにはなっていません。大きく下がった20年3月時点でも投資額に対しては4割くらいプラスになっています。
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ミホ福本:そうなんです。継続は力なり、ですね。累計投資額も140万円までに増えていますから、いつも話している「貯めて増やす」の「貯める」もしっかりできていて、かつ実際の資産額は197万円までに「増えて」います。
コモンズ君:すごい!なんか、元気になってきました!
ミホ福本:よかった!
コモンズ君:もちろん、このコロナショックを我々が乗り越えるっていう前提ですけど、その先を見据えたら、むしろ楽しみになりますね!
ミホ福本:そういうことです!だから、「少し先の未来を信じて、積み立てを続ける」ということが一番だということなんです。
コモンズ君:わかりました!しばらくは我慢の時かもしれないけど、このまま頑張って継続します!
ミホ福本:ありがとうございます!また不安になったらいつでもご相談に来てくださいね。あと、こんな時期だからこそ、動画でのメッセージなども積極的に配信していますので、ぜひそちらもチェックしてください!
コモンズ君:わかりました!今日はありがとうございました^^
ミホ福本:私たちもコモンズ君の資産作りのパートナーとして全力で運用していきます!一緒にがんばりましょう!
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